「リアルで深い」若者の声を調査する「ウィゴーラボ」
ファッションビジネス専門紙「繊研新聞」公式サイト
繊研plusウィゴーは、趣味嗜好(しこう)でつながるコミュニティー起点の調査機関「WE LABO[ヒト・コト・モノ・バ]研究所」(ウィゴーラボ)を立ち上げた。
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同社はファッションだけでなく、カルチャーやライフスタイルを表現し、若者の〝自分らしさ〟を尊重することを企業理念としてきた。理念を具体化する施策として、20年秋からはインスタグラムで、同社スタッフとファンがつながる趣味嗜好特化型コミュニティーアカウントを複数運営している。
アカウントは、現役女子高生アンバサダー「アオハル部員」による学校生活にまつわる情報アカウント「ウィゴースクール」、サブカルチャー好きの若い女性向けコミュニティー「サブカル地雷/地雷系女子」など。現在は全国160店のスタッフが参加し、総フォロワー数40万人まで成長した。
こうした規模感を生かすために、新たに立ち上げたのがウィゴーラボだ。各コミュニティーでのコミュニケーションやアンケートなどで「リアルで深い」情報を収集・整理して公開する、オウンドメディアコンテンツとして運営する。
今後はZ世代を中心とした若者の声を、ニッチに細分化して吸い上げられることを強みに、市場調査や商品開発の参考情報の獲得に活用していく計画だ。
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