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現代美術家の蔡國強が、国立新美術館で大規模個展「蔡國強 宇宙遊―<原初火球>から始まる」を開催する。会期は6月29日から8月21日まで。
蔡國強は、1957年中国の福建省泉州市生まれ。東京や取手、いわきなどの日本国内でも制作を行い、火薬の爆発を用いた独自の手法で注目を集めた。2008年北京オリンピックと2022年北京冬季オリンピックでは、開閉会式の視覚特効芸術と花火監督を務めた。
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「蔡國強 宇宙遊―<原初火球>から始まる」では、蔡國強が30年前に発表した展覧会「原初火球」を再現したインスタレーションや、ガラスと鏡を使った新作絵画、LEDを用いた大規模なキネティック・ライト・インスタレーション「未知との遭遇」など、約50点の作品を展示する。
同展は、国立新美術館と「サンローラン(Saint Laurent)」の共催。開幕に先立ち、同ブランドのクリエイティブディレクター アンソニー・ヴァカレロ(Anthony Vaccarello)からのコミッションワークとして昼花火「満天の桜が咲く日」を福島県いわき市の海岸で打ち上げる予定で、詳細は後日発表される。
■蔡國強 宇宙遊 ―<原初火球>から始まる
会期:2023年6月29日(木)〜8月21日(月)
休館日:毎週火曜日
開館時間:10:00〜18:00
※毎週金・土曜日は20:00まで
※入場は閉館の30分前まで
会場:国立新美術館 企画展示室1E
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蔡國強、「原初火球 THE PROJECT FOR PROJECTS」 P3 ART AND ENVIRONMENTでの展示風景、1991 年。撮影:萩原義弘 提供:蔡スタジオ
蔡國強「影:庇護のための祈り」1985 – 86 火薬、墨、蝋燭、油彩、キャンバス、木製パネル 155 X 300 CM 提供:蔡スタジオ
蔡國強「ノンブランド・非品牌 5」2019 火薬、ガラス、鏡 183 X 152.5 CM Download the HR images 撮影:蔡文悠 提供:蔡スタジオ
蔡國強、「胎動II:外星人のためのプロジェクト NO. 9」の制作風景、1991 年。提供:蔡スタジオ
蔡國強「銀河で氷戯」2020 火薬、ガラス、鏡 205 X 915 CM 撮影:蔡文悠 提供:蔡スタジオ
蔡國強「CAITM の受胎告知」2023 火薬、ガラス、鏡、木製パネル 七曲屏風 200 X 560 CM 撮影:趙夢佳 提供:蔡スタジオ
蔡國強 2023 撮影:ADRIAN GAUT
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