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繊研plusゴールデンウィーク(GW)は駅や空港が混雑し、各地でコロナ禍前のにぎわいを取り戻した。遠出のレジャーを楽しむ一方、家族でゆっくり過ごす人も少なくない。都内百貨店では親子3世代や家族での来店が多かった。
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それを反映して盛り上がったのが、来年の新入学に向けた〝ラン活〟商戦だ。今年は4年ぶりに行動制限のないGWで、実際にランドセルを見て、触って、試したいというニーズの高まりとともに、リアル店舗への回帰が目立った。
伊勢丹新宿本店は5月4~10日、6階催物場でランドセルフェアを実施し、1000点超を揃えた。高島屋は通常売り場のほか、各店の催会場やイベントスペースでの品揃えを拡大。各百貨店は家族が集まるこの時期に、品揃えの規模を最大化し、限定品を揃えた受注会を実施する。
「ベーシックな定番品から個性派、パターンメイドまでのオリジナルブランドやNBとの協業品を強化」(三越伊勢丹)、「原皮から製品化まで全て国産の米沢牛革を採用した」(高島屋)など各社とも独自商品に力を入れる。
SNSを活用したランドセルの選び方や悩みに応える情報発信を強める。「一度にたくさんのランドセルを効率的に比較検討したい」という、ワンストップショッピングの〝タイパ〟ニーズにリアル、デジタルの両面で対応する。
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