Image by: ウィファブリック
サステナブルアウトレットモール「スマセル(SMASELL)」を運営するウィファブリックが、アパレル企業のキャンセルなどでバングラデシュの工場に残った商品をアップサイクルし、販売するプロジェクトを始動する。
ウィファブリックは、「ファッションをもっと楽しく持続可能なものに」を理念に掲げ、アパレルの廃棄ロスを無くすため、商品を最後の一点まで届けたい企業と消費者をつなげるオンラインマッチングプラットフォーム「スマセル」を運営をしている。
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バングラデシュは、中国に次ぐ世界第2位のアパレル輸出国だが、現地の電力供給は不安定で、納期遅れやキャンセルは慢性的な問題となっている。2013年に1000人以上の死者を出したラナ・プラザ倒壊事故以降、労働環境を守る様々な取り組みが行われてきたが、新型コロナウイルスの影響で衣料品の需要が急減し、繊維工場への注文取り消しや延期が相次いだ。結果、現地1115の工場が操業を自粛し、輸出オーダーのキャンセルは3億400万ドル(約408億円)に上るなど、甚大な影響をもたらした。
このような状況を踏まえ、廃棄された衣料品をデザインで再生し、手頃な価格で販売することで現地労働者の雇用を守り、廃棄ロスを削減することを目的として、同プロジェクトはスタート。プロジェクト第一弾では、ウィファブリックをはじめ、久保嘉男が手掛ける「ヨシオクボ(yoshiokubo)」や、バングラデシュに特化してアパレルの製造や卸を行う「わんピース」が参加する。
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