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繊研plusJIS(日本産業規格)は3月20日、衣料品のサイズに関する規格を改正した。成人男女の小さいサイズや大きいサイズの追加、男女兼用サイズの新設などを実施した。
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消費者ニーズを調査し、消費者の嗜好(しこう)の多様化や購入形態の変化を踏まえた。今回の改正により、「サイズ表示で消費者が衣料品を購入する際の選択肢が広がることと、自身の体にフィットした衣料品を選択できるようになることが見込まれる」とし、日本の衣料品市場の活性化を期待する。
主な改正点では、L4004(成人男子用衣料のサイズ)に、小さいサイズ「SS」と大きいサイズ「3L~5L」を追加した。L4005(成人女子用衣料のサイズ)には、SSと4~6Lを追加したほか、体型区分はほぼ使われていないとして削除した。また、L4004とL4005いずれにも「男女兼用」サイズを設け、基本身体寸法は、製造業者や販売業者が許容範囲とする値を表示できることとした。
L4006(ファンデーション)は、ブラジャー類にバスト・アンダーバストの表示を設けた。ガードルにはヒップ・ウエスト表示を設け、ウエストの値は製造業者、販売業者が許容範囲とする値を表示できることとした。
L4007(靴下類)は、タイツおよびパンティーストッキング類の成人男性用に3Lを、成人女子用にはSSと3Lを加えた。
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