「エトロ(ETRO)」が、グローバルプロジェクト「ワンダーランド・オブ・エトロピア(WONDERLAND OF ETROPÌA)」を伊勢丹新宿店でスタートした。2月15日に開催した記者発表会には、クリエイティブ・ディレクターのマルコ・デ・ヴィンチェンツォ(Marco De Vincenzo)のほか、サプライズゲストとしてモデルの森星が登壇した。
「ワンダーランド・オブ・エトロピア」は、エトロの新クリエイティブディレクター マルコ・デ・ヴィンチェンツォによるクリエイティブヴィジョン「エトロピア(ETROPìA)」の第4章。第1章ではマルコがクリエイティブディレクターに就任する際のマニフェストを公開し、第2章では2023年春夏ウィメンズコレクションのファッションショーを開催。第3章では同コレクションの広告キャンペーンを発表した。
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エトロピア最終章となる第4章では、マルコが手掛けた初のコレクションを先行して購入できるポップアップを世界各地で開催。2023年春夏ウィメンズコレクションのアイコンである「リンゴ」と鮮やかな色彩を用いて、幻想的な空間を表現する。ポップアップは全世界に先駆けて2月15日から伊勢丹新宿店でスタートし、7月までにアジア、ヨーロッパ、アメリカなど世界10以上の都市を巡回。日本ではこのほか、阪急うめだ本店や日本橋三越本店への出店を予定している。
アップサイクル・ラブトロッター
Image by: FASHIONSNAP
日本国内のポップアップでは、2023年春夏ウィメンズコレクションのほか、エトロピアプロジェクトのキーアイテムとなるアイコンバッグ「アップサイクル・ラブトロッター」などを展開。アップサイクル・ラブトロッターはエトロのアーカイヴ生地を採用し、日本限定アイテムを含む6型17種類をラインナップする。
また、三越伊勢丹が提供するメタバースを活用したスマートフォン向けコミュニケーションアプリ「レヴ ワールズ (REV WORLDS)」上には、日本限定のエトロ・バーチャルストアが登場。ゲームをクリアすることで、アバター用ウェアなどを入手できるという。
(左から)マルコ・デ・ヴィンチェンツォ、森星、イ・ダヒ、ファブリッツォ・カルディナリ
Image by: FASHIONSNAP
記者会見に出席したマルコは、「エトロがこれまで築いてきたものを尊重しながら、進化させ革新的なものにしていく。それが私の務めだと思っている」とコメント。サプライズゲストとして登壇した森はマルコについて「エトロの強みであるマテリアルに敬意を払いながら、自分自身の強みを融合していると感じた。今後、どのようなコレクションを発表していくのか楽しみ」と期待を寄せた。記者会見にはこのほか、韓国モデルのイ・ダヒとイタリア本社CEOのファブリッツォ・カルディナリ(Fabrizio Cardinali)も登壇した。
■ワンダーランド・オブ・エトロピア 国内展開スケジュール
2023年2月15日(水)〜23日(木) 伊勢丹 新宿店 本館1階 “ザ・ステージ”
2023年3月1日(水)〜7日(火) 阪急 うめだ本店 1階 “コトコトステージ 11”
2023年3月8日〜 公式オンラインストア
2023年3月22日(水)〜28日(火) 大丸 心斎橋店 1階 イベントスペース
2023年4月5日(水)〜11日(火) 日本橋三越本店 1階 “ステージ”
2023年4月19日(水)〜25日(火) 横浜高島屋 イベントスペース
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