伊藤忠モードパル 公式サイトより
日本で83年の歴史を持つ繊維専門商社 伊藤忠モードパルと、「クラネ(CLANE)」の運営会社をグループ企業に持つアパレル物流大手 ジーエフホールディングスが、次世代型トレードプラットフォームやデジタルサプライチェーンの構築を目的とした合弁事業会社「gf.CIM株式会社」(以下、gf.CIM)を設立した。
合弁契約は、物流費や人件費の高騰、円安によるコスト高、資金調達の難しさといった、アパレル企業が直面している経営課題を受けて締結。ジーエフグループが保有する国内外94拠点の物流検品倉庫および物流ノウハウと、伊藤忠モードパルによるOEMノウハウを融合させることで、生産から物流までワンストップのスキームを提供し、日本のファッション業界への貢献を目指す。
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新会社のgf.CIMでは、海外起点での在庫の可視化や物流サービスを提供。バイヤーズコンソリデーション(複数のサプライヤーが出荷した貨物を買主が取りまとめ、1つの貨物として輸出すること)や同一梱包等を組み合わせることで物流コストを見直す。また、デジタルサプライチェーンを統合的にシステム連携し、商流全体を最適化することで人件費の抑制に注力。商流におけるトレード資金の最適化もバックアップしていくという。
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