出品ワードマップ
メルカリは、フリマアプリ「メルカリ」の「出品ワードマップ」「急上昇カテゴリー」「メルカリトレンドワード」を発表した。対象期間は22年1月1日~11月15日。外出制限の緩和を反映して〝3年ぶり消費〟が増加している。
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出品ワードは商品を出品する際に使用されたワードのうち、今年の特徴語を抽出したもの。北京五輪の公式マスコットキャラクター「ビンドゥンドゥン」が最多。韓国の男性アイドルグループTREASUREの新曲「JIKJIN」や、韓国女性グループの「ルセラフィム」など、韓流アイドルグループ関連のワードが引き続き多く見られた。
今年らしいキーワードとしては、アニメ「SPY×FAMILY」やジャニーズの「なにわ男子」、ゲーム「スプラトゥーン」のほか、「へこ帯」「フォーマルスーツ」「スノボ」など外出行動に関連するキーワードが徐々に増加している傾向も見られた。
急上昇カテゴリーは今年購入されたカテゴリーのうち、21年の購入数との差が大きいものを抽出した。見た目を気にする人が増加したことで、トップ3は「ベースメイク」「香水」「スキンケア/基礎化粧水」となり、「コスメ・美容」カテゴリーが席巻した。「コスメ・美容」カテゴリーがトップ10入りするのは19年以来で、約3年ぶりに消費の増加が見られた。「ゆかた」「フォーマルシューズ」といった、外出行動に関連する消費も上昇したほか、手ぶらでスマ―トフォンを持ち歩くことができ、コーディネートのアクセントになる「スマホストラップ」が急浮上した。
メルカリトレンドワードは、検索されたワードのなかで前年との検索数の差が大きかったものをランキングにした。世界で人気のポケモンカードゲームから1月に発売されて話題となった「アルセウスVSTAR」が1位に。2位には昨年12月にデビューした韓国女性グループ「IVE」、8位には今年1月にデビューした韓国女性グループ「Kep1er」がランクインし、韓流アイドルの第4世代と呼ばれるグループの検索数が急上昇した。
この年末は3年ぶりに行動制限がなく、「メルカリ」内の消費動向では旅行ニーズが顕著に表れている。11月15日~12月5日の商品取引を昨年同期と比較すると、ガイドブックの取引数が1.3倍になった。沖縄や東京ディズニーシー、北海道、京都などのガイドブックが上位に入り、都会から離れて過ごす様子がうかがえる。アロハシャツも1.3倍に増加しており、海外の南国リゾート旅行に向けて、冬シーズンの店頭では手に入りづらい夏物衣類を購入する動きもある。
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