急成長するデジタルネイティブブランドのインキュベーションカンパニーとして、“こんな世界やモノがあったらいいな”という想いをブランドとして形にする企業、3rd株式会社。ファッションブランドのみならず、ライフスタイル・伝統工芸・フードブランドなど、多彩なジャンルの自社ブランドを展開している。企画やアイディアを持ち、ブランドを作りたい人や企業と一緒にチームを組み、ブランドが成功するようにマネジメント全般を行う同社では、インターン/アシスタント採用に力を入れている。今回は、インターンから入社して活躍している3名のメンバーに、仕事のやりがいや3rdのカルチャーについて話を伺った。
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森 賢将さん/3rd株式会社 Elwel・ブランドマネージャー(写真右)
学校卒業後、製造業を経て、アパレル業界へ。販売員を経験後、D2CブランドにてECアシスタントとして従事。SNSをきっかけに3rdでインターンをスタート。アシスタントを経て、新規ブランド「Elwel」のブランドマネージャーに就任。
野辺 佑圭さん/3rd株式会社 POTAETO・PR(写真中)
大学在学中に販売員としてアルバイトをしながらSNSで情報発信をおこなう。就職活動中にNESTBOWLの記事をきっかけに3rdと出会う。インターンとしてブランド運営アシスタントを経て、PR・マーケティングチーム「POTAETO(ポテト)」のコアメンバーへ。
小山 月夜さん/3rd株式会社 Lumier・アシスタントマネージャー(写真左)
大学在学中からD2Cブランドの運営に携わり、新規ブランドの立ち上げやSNS運用、マーケティング業務に従事。3rdが運営しているブランドが好きでインターンとしてジョイン。これまでの経験を活かして現在は「Lumier」のブランド運営を担当。
代表川村の想いに共感。インタビュー記事をみたことが入社のきっかけに
― 3rdに入社されたきっかけを教えてください。
森 賢将さん(以下、敬称略):高校卒業後、製造業を営む会社へ就職しましたが、アパレル業界に興味があり、20歳で転職。3年ほど販売員を経験した後、ステップアップするためにD2CブランドのECアシスタントへ。しかし毎日決められた業務を淡々とこなしていくことが主だったので、「もっと成長していくためには、どうすればいいのか?」と悩むようになって。その頃にたまたま代表川村のnoteを見つけ、同じD2Cブランドでも、3rdはまったく違う社風だということを知りました。「3rdの働き方や考えは自分に合っているのではないか?」と感じ、すかさず川村へDMを送り、会う機会をいただきました。そこで自分は今、どういうことをしているか、今後どうなりたいかを伝え、結果、インターンとしてジョインすることになりました。
小山 月夜さん(以下、敬称略):大学1年からD2Cブランドを運営するスタートアップでインターンをしており、大学卒業と共にインターンをしていた会社に入社。しかしその会社が事業転換することになり、アパレル事業が縮小することになったんです。アパレルに関わり続けたかったので、仕事を探すことにしたのですが、「次にやるなら好きなブランドを運営している会社で働きたい」と思い調べたところ、好きなブランドを手掛けていたのが3rdだったのです。ちょうどメンバーを募集しているタイミングだったので、応募したのがきっかけです。
野辺 佑圭さん(以下、敬称略):ファッションが好きで、「絶対アパレル業界で働く!」と考えており、大学在学中からファッションブランドで販売員をしていました。そのうちPRやプレスといった仕事をしたいと強く思い始め、バイト先の方にも相談したところ、「自分のSNSで発信してみたら?」とアドバイスをいただき、InstagramやTikTokをやり始めて情報発信を強化。就職活動をするようになってから、憧れのプレスになるためには、時間が掛かることが分かり、自分の強みとなったSNSに携わる仕事を調べてみたところ、NESTBOWLの3rdのインタビュー記事に出会ったのです。川村の記事の中に“こんな世界やモノがあったらいいな”というメッセージがあり、「まさにこれだ!」と思って。好きなモノを知ってもらう機会を作ることに興味があったので、そこに共感しインターンとして入社しました。
考える力、長期的視点、業務の効率化…3rdで獲得した新たなスキル
― 入社してどんな業務を経て現在の職務に至りますか?
野辺:入社したタイミングで「esica」というブランドが立ち上がり、ゼロからInstagram運用を任せてもらいました。自分がInstagramを運営する立場として、フォロワー数や投稿の閲覧数が伸びていくのを目の前で見れたことが面白くて。自分が得意な領域で売上に貢献できることはやりがいに繋がりました。徐々にブランドが大きくなっていく中で、カスタマー対応や発送準備の手伝いなどもやりました。決められた業務以外にも自ら仕事を取りにいくスタイルが3rdのカルチャーでもあり、あと「まずは自分で考えみてから行動する」という考えを学び、1回立ち止まって考える癖がつきました。それによりできることの幅が広がったと感じています。今は新たにできたPRチーム「POTAETO」でこれまでの自社ブランドで培った経験やノウハウを生かして、クライアントとの取り組みを推進しています。
小山:最初は「esica」の撮影アシスタントや商品登録を担当していて、8月に「lumier」へブランド異動しました。今は商品登録、広告作成など全般に関わっています。「lumier」は3rdの中核を担うブランドで売上も大きく、会社を牽引する存在です。そこに携われていることがやりがいです。過去に働いていたベンチャー企業は忙しくて、人を育てるという考えがなかったのですが、3rdは人を育てることに注力しており、「あえてやらせてみる」「あえて任せてみる」ということが多く、ボードメンバーにも“部下を育てよう”という意思があることが伝わってきます。また、「全体を俯瞰して見てどう思うか」「長期的に見てどう思うか」などの視点が求められるのですが、今まで私はそういった視点で物事を考えたことがなかったので、非常に成長できていると感じます。これも代表川村をはじめとした、ボードメンバーの考え方が浸透しているからだと思います。
森:入社後は「esica」のアシスタントとしてEC運営や在庫管理に携わっていました。もともと販売員だったため、パソコンスキルがなく、マーケティング用語もほとんど分からない状態で、みんなが何を話しているかわかりませんでした。でも3rdは、自分で模索して、自分なりの答えを見つけにいくことを是としているカルチャーなので、わからないなりに自分で考え、調べて、自ら答えを見つけにいく習慣が身につきました。それに加えて、アシスタントの定常的に発生する業務を「こうしたらもっと簡単に効率良く回せるんじゃないか」と考えられるようになり、業務のフレームワークを作り、運用することができるようになりました。入社した際、上司から「絶対に1年以内にマネージャーにする」と言われ、私もそれを目標にして走り続け、今年9月から新ブランド「Elwel」のブランドマネージャーになりました。3rdでは「これができたらマネージャーになる」という形ではなく、役職が人を育てるという考えを持っています。そのため、できる、できないの前にポジションを設けて頂いたため、自分としても自覚が湧き、自らの能力を高めようという意識が持てたのだと思います。立場が変わったことで、ブランドの売上が自分の実績につながるので、売上が伸びた時の喜びが何百倍にも返ってきます。
アンテナを常に張り巡らせ、視野を広く持ち、即行動に移せる人は活躍できる
― 3rdのどんなところに魅力があると思われますか?
野辺:それぞれに強い目的意識を持っていることが魅力だと感じています。細かな作業でも「これは何のためにやるのか?」を明確にしながら取り組むのですが、そのおかげで視野の広がりを感じるようになったと思っていて。たとえばSNSの運用だったら、「この投稿は今月の中でパフォーマンスが良かった」と捉えるのではなく、先月よりも数値がよかったから、「それはなぜなんだろう?」と考察してみる。そもそも「パフォーマンスを高める目的は何かなのか?」と細かいところにも目的を持ちながらやることで、どんどん“なぜ?”が出てきます。それを考えていく中で、意外と考えてなかったことが見えるようになったと思います。
小山:積極的に事業に関わることができて、成長するチャンスがある点です。私は複数のベンチャー企業で経験を積みましたが、3rd以上に間近で事業に携われる企業はないと感じました。自らの意識や行動でどこまでもやれる範囲は広がり、能動的に動けば動くほど、自分自身の能力を高められると思います。ボードメンバーをはじめとして「良い人たちが多い」組織なので「この人たちのために頑張ろう!」と思えるような魅力もあります。
森:フラットで透明性があるところです。立場関係なく収益の話をすることができたり、すべてのミーティングに参加でき、上の人が話している経営的な話にも加わったりすることができるので、とてもいいなと思います。みんなの意見を尊重してくれるので、否定されずにいい具合にアドバイスをもらいつつ、肯定してくれる。心理的安全性が確保されている組織だからこそ失敗を恐れずに挑戦しやすいです。
― 今後、皆さんがやっていきたいことを教えてください。
野辺:PRチームとしてこれまでのSNS運用やPR経験を活かして、今度は社外のいろいろな人や企業と一緒に新しい価値を生み出していけるようになりたいです。そして、ゆくゆくは会社やブランドに頼らずとも活躍できる人、影響を与えられるような人になっていきたいです。
森:まずは今担当しているブランドの数字をしっかり出して、会社の収益に貢献することです。そして今はアパレルのD2Cモデルが主軸になっている会社なのですが、ゆくゆくはまったく関係のない新しいビジネスモデルを自分から作り出せたら、と思っています。
小山:すでにあるブランドを大きくしていくことも面白いのですが、アパレルではない業種も柔軟に受け入れて、挑戦していける文化なので、新規事業があればチャレンジしていきたいです。
― 最後に皆さんの経験を通じて3rdにマッチしそうな人物像を教えてください。
森:自分の意見をしっかり持っている人です。アンテナが高く、いろいろなものに対して興味を持って、「これはなぜなんだろう?」といったことをたくさん思いつくような人がマッチするのかなと思います。
小山:柔軟な人と、適応力がある人だと思います。自分のやり方に固執せず、視野を広く持っており、上司や同僚の言っていることをすぐ吸収し、次の日から行動に移せる人は活躍できます。
野辺:「これは仕事、これはプライベート」と分けすぎない方が合っているなと思います。たとえば私はInstagramのストーリーを休みの日でも投稿したりしますが、それは趣味としてもInstagramをたくさん見ていて、常に仕事に活かせそうだと思うんです。好きなことと重なっていることがあれば気持ちが楽になります。特にPRチームに入ってからは、いろいろなものを見ることが、アイディアを出す上では必要だと感じています。
「3rd Inc.」では、事業拡大によりブランドマネージャーやブランドマネージャーアシスタントなど新しいメンバーを積極的に募集しています!記事を読んで3rdに興味を持った方、働き方や考え方に共感した方は、ぜひこちらからご応募ください。
文:キャベトンコ
撮影:加藤千雅
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