LVMHグループ系列の投資会社Lキャタルトンアジアが出資するCi Flavorsから、新ブランド「アーレス（AHRES）」がデビューする。スキンケア、ヘアケア、ハンドケア、ボディケア、フレグランスの5カテゴリーで約50アイテムを展開。12月12日に原宿のキャットストリートにフラッグシップストアをオープンし、同日から公式オンラインでも取り扱う。2023年3月には東京ミッドタウン八重洲にもショップをオープン予定で、日本を皮切りにアジアやグローバルへの進出も視野に入れ、グローバルブランドへと育成する。

　アーレスは高機能でありながら感情を震わせるアプローチを兼ね備えた「Function with Entertainment」を開発理念に掲げ、約2年を費やし商品化。自然由来成分を取り入れたほか、精油を中心に感情や記憶に訴えかける香りを調香している。ブランド広報は、「忙しない世の中だからこそ、スキンケアやボディケアといった自身と向き合う時間に静かに目を閉じて、音楽や香りをじっくりと感じることで気分をリセットしていただけたら」とコメント。

　スキンケアは肌を「土壌」ととらえ、毛穴汚れを落としながら必要なうるおいは残し、肌本来のうるおう力を整え、常在菌にバランスにアプローチ。「梅炭」を配合したとろけるテクスチャーの「ローメルト クレンジングバーム クロ」（税込3850円、レフィル 同3300円）や、スクワランと海洋深層水の2層タイプの導入美容液「ブースト ポンパー X」（同7150円）、ミスト状化粧水「チューナップ ミスト ローション バランシング」（同4950円）、美容オイル「ムーン ナイト ファンク＋オイル」（同7700円）などをラインナップする。

　ボディケアは心地よい使用感と香りで、1日の終わりに身体をいたわるアイテムとして、優しい洗い上がりの「ジェントリーラップ ボディウォッシュ」（2種、各同3300円）や、「ハイドレクター ボディマスク」（2種、各同3850円）を発売。また、「生き方が出る」とも言われる手肌をケアし、美しい仕草やたたずまいを演出する「ハンドウォッシュ ブラッシャー」（3種、各同2970円）と「ハイドレクター ハンドマスク」（2種、各同2420円）も揃う。

　ヘアケアは毛髪を「建築の構造」とする独自の理論に基づき、表面のキューティクル、中間部、芯部の3層に働きかける「3Layers-Advance 処方」を採用。リッチな質感とツヤを叶える「スリーレイヤーズリペア シャンプー」と「スリーレイヤーズリペア コンディショナー」（各同3960円）、根元からボリューム感のある髪に仕上げる「スリーレイヤーズ スムース シャンプー」と「スリーレイヤーズ スムース コンディショナー」（各同3960円）などを展開する。

　フレグランスは、香りが記憶や情景を呼び起こし、感性を研ぎ澄ますものとして開発。「サウンド スキン パフューム」（6種、15mL 各同9500円／50mL 各同9460円）は、香りごとに情景をイメージした音楽を制作。公式オンラインストアや店頭で試聴できる。「ハンド ディフューザー」（3種、各同1760円）や「サウンド パフューム リード ディフューザー」（4種、各同1万3200円）、「サウンド パフューム キャンドル」（4種、各同8800円）といった生活のさまざまなシーンで寄り添えるラインナップとなっている。2023年にはベースメイクアイテムも展開する予定だ。

　シンプルでジェンダーレスなパッケージに加え、本体のパッケージに記載する商品概要を若手アーティストとコラボしたデザイン性のあるアイテムも揃える。

　アーレスの代表取締役CEO 相田和彦氏は「高い品質であることはもちろんだが、エンターテイメントでもありたい。毎日使うスキンケアやボディケア製品でありながら、楽しいと思ってもらえるデザインにもこだわった。香りもデザインもジェンダーレスに手に取っていただけるよう設計し、誰もが本来の自分でいられることを肯定するブランドを目指す」という。

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BUSINESS

■AHRES 表参道店
オープン日：2022年12月12日（月）
住所：東京都渋谷区神宮前6-7-8　ネスト原宿Ⅵ 1階
公式サイト（12月12日オープン）