「Watt is Money?」ヴィジュアルイメージ
Image by: ライゾマティクス
ライゾマティクスが日本経済新聞と英フィナンシャル・タイムズとコラボレーションし、暗号資産と環境負荷をテーマに映像作品「Watt is Money?」を制作した。9月27日と28日の2日間、表参道のイベントスペース「WALL&WALL」で先行公開し、その後日経電子版とFT.comに掲出する。
コラボは、日本経済新聞社が近年、多様なデータを分析してニュースをあぶり出す「データジャーナリズム」や、動画や地図情報、衛星写真などを駆使した「ビジュアルジャーナリズム」に注力していることから実現。作品はフィナンシャル・タイムスが展開する外部のアーティストとのコラボによる映像コンテンツシリーズ「FT Standpoint」の最新作として公開される。
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Watt is Money?は、暗号資産(仮想通貨)の代表格である「ビットコイン」の採掘(マイニング)に必要な電力消費量とその環境負荷に焦点を当てた映像作品。制作にあたり、世界各地のマイニングによる電力消費量に関する独自のデータベース「Cambridge Bitcoin Electricity Consumption Index」を公開している英ケンブリッジ大学オルタナティブ金融センター(CCAF)の協力を得た。マイニングとは何か、なぜ大量の電力を必要とするのか、といった疑問について分かり安く解説することを試みたという。WALL&WALLでの展示終了後、ロンドンとニューヨークでも展示イベントを開催する予定となっている。
今回の作品についてライゾマティクス主宰の真鍋大度は「暗号資産、AIなど様々な技術がものすごいスピードで社会実装されています。イノベーションが環境に与える影響はどのようなものでしょうか。私たちは未来に向けて今どういった行動を起こすべきでしょうか。本プロジェクトを通じて生まれた問題意識を皆様と共有できればと思います」とコメントしている。
■Watt is Money?
展示期間:2022年9月27日(火)〜2022年9月28日(水)
会場:WALL&WALL
住所:東京都港区南青山3-18-19 フェスタ表参道ビル 地下1階
■ライゾマティクス:公式サイト
「Watt is Money?」ヴィジュアルイメージ
Image by: ライゾマティクス
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