飯田橋ギンレイホールの公式サイトより
飯田橋に位置する映画館「ギンレイホール」が、ビルの老朽化に伴い11月27日をもって閉館する。
ギンレイホールは、1960年に創業。「銀鈴ホール」として、木造1階建ての封切館「神楽坂銀鈴座」の跡地に再建された銀鈴会館ビルに誕生した。1974年にカタカナ表記の「ギンレイホール」に改名し、ロードショーが終了している映画の中からセレクトした作品を2本立てで上映する名画座として営業を開始。以来、48年にわたって邦画、洋画問わずさまざまな作品を上映してきた。
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閉館は、銀鈴会館ビルの建替工事に伴うもの。移転については準備中で、場所や営業再開の予定が決まり次第、発表するという。なお、現在ギンレイホールでは2021年カンヌ国際映画祭出品作品「ブルー・バイユー」と、映画「イヴ・サンローラン」でサンローラン役を演じたピエール・ニネが主演を務めるサスペンススリラー「ブラックボックス 音声分析捜査」を9月9日まで上映中。今後は、マイク・ミルズが監督を務めるホアキン・フェニックス主演作品「カモン カモン」や、第94回アカデミー賞脚本賞を受賞した「ベルファスト」などの作品の公開を予定している。
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