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ファッションアワード「TOKYO FASHION AWARD」の第8回受賞デザイナーが9月3日、渋谷ヒカリエで発表された。タナカサヨリの「タナカ(TANAKA)」、ヤシゲユウトとビアンカサユリの「テンダーパーソン(TENDER PERSON)」、小林祐と安倍悠治の「イレニサ(IRENISA)」、デザインチーム「コッキ(KHOKI)」、ウィメンズでは青木明子の「アキコアオキ(AKIKOAOKI)」、舟山瑛美の「フェティコ(FETICO)」、岡ゆみかの「アンスクリア(INSCRIRE)」、ヴィヴィアンノ・スー(Viviano Sue)の「ヴィヴィアーノ(VIVIANO)」の計8ブランドが選出された。
同賞は、東京を代表し世界で活躍するブランドになる可能性を秘めたファッションデザイナーを選出し、海外での活動をサポートするファッションアワード。これまで東京都と繊維ファッション産学協議会が主催していたが、前回からは東京都と一般社団法人日本ファッションウィーク推進機構(JFWO)が主催している。
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審査員は海外から元「コレット(Colette)」で「JUST AN IDEA」創設者のサラ・アンデルマン(Sarah Andelman)、「WOOSTER CONSULTING」ファウンダーでクリエイティブディレクターのニック・ウースター(Nickelson Wooster)、国内からは宮本智美(阪急阪神百貨店)、山外拓海(阪急阪神百貨店)、石田修平(三越伊勢丹)、﨑谷由衣(三越伊勢丹)、中根大樹(TOKYO BASE)、澤之井頌子(TOKYO BASE)、増田晋作(ユナイテッドアローズ)、浅子智美(ユナイテッドアローズ)の計10人で構成。昨シーズンからウィメンズブランドの支援を拡充する目的で支援デザイナーの枠を6人から8人に拡大した。今シーズンは過去最多の応募者数となった昨年を更に上回る数の応募が寄せられたといい、JFWOの古茂田博事務局長は「審査は難しかったがなんとか受賞者を選ぶことができた。受賞ブランドが世界で活躍することを期待している」とコメント。イレニサの小林は「この受賞を機に世界に通用するブランドに成長していけたら」と喜びを語った。
受賞8ブランドには、メンズ・ウィメンズのパリファッションウィーク中に開設するショールーム「showroom.tokyo」への出展のほか、バイヤーとビジネスマッチングの場が設けられ、国内外でのビジネスチャンス拡大のための支援を受けることができる。
■TOKYO FASHION AWARD:公式サイト
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