Image by: アルコインターナショナル
リカバリーシューズのパイオニアブランド「ウーフォス(OOFOS)」が好調だ。2020年から大幅に販売足数が伸長しており、公式オンラインストアでは購入個数制限を設けるなど入手困難な状態が続いている。
ウーフォスは、2011年にマサチューセッツ州のコハセットでスポーツ選手やトレーナー、大手シューズメーカーの製品開発に携わるベテランチームによって立ち上げられたリカバリーシューズブランド。製品に使用されている特殊素材「OOfoam™」は衝撃の反発を37%抑え、着地時の足裏への衝撃を減らすため、膝や腰、背中にかかる負担を低減する。また、人間工学に基づいて設計されたフットベットも特徴で、足を包み込むようなデザインで土踏まずをサポート。ウーフォスの全商品が、全米足病医学協会(APMA)の認定を取得している。日本ではアルコインターナショナルが独占販売権を取得しており、リカバリシューズのマーケットが日本には浸透していなかったことから商機を感じ、2018年に初上陸した。
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日本での販売戦略では、「ファッション」と「スポーツ」の二軸でのアプローチバランスを重要視しており、正しい情報を発信することで一過性のブームではなく定番として定着することを目指しているという。2018年の上陸時は、ランニングショップのほか、メンズのアパレルセレクトショップで販売。徐々に取扱店舗を増やしていき、2020年には新型コロナウイルス感染症拡大の影響から健康志向や高品質志向の高まりを受け、4月の公式オンラインサイトの売上は昨対比約400%と大幅に伸長し、現在も好調を維持している。
ウーオリジナル(OOriginal)
特に人気なモデルは、ブランドの原点と言えるトングタイプの「ウーオリジナル(OOriginal)」、女性のためのトングタイプ「ウーララ(OOlala)」、シャワーサンダルタイプの「ウーアー(OOahh)」。人気の理由についてアルコインターナショナルのマーケティング担当は「長年開発を続けた独自素材と、製品の機能性が最大の武器であり魅力。シンプルなフォルムでどんなシーンにも馴染むルックスも人気を後押ししているのではないか」と分析。実際、インフルエンサーやエンドユーザーのSNS発信も目立っている。今後も同社はリカバリー文化の定着を目指し、「リカバリーシューズ=ウーフォス」として認識されるよう発信を続けていくという。
■ウーフォス:公式サイト
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