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繊研plus朝日広告社が中小企業の日にちなんで6~7月に行った「中小企業及びスタートアップ企業の課題等に関する調査」によると、マーケティングで最も課題と感じる項目は「新規顧客の獲得」がどの業種でもトップだった。「新規顧客の獲得」を課題とする企業は44.3%で、2位の「商品・サービスの新規開発」の26.9%を大きく引き離す。業種別では卸売業の52.5%に対し、製造業は36.5%と15ポイント以上の差があり、業種によって温度差がある。新規顧客の獲得を課題とする理由には「コロナ禍で新規顧客が減っている」など、コロナ禍の影響が多く見られる。
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2位以下は業種によって違いが見られ、製造業の2位は「社内コミュニケーションの発信」(34.5%)、サービス業は「デジタルスキルの向上」(34%)、卸売業は「商品・サービスの新規開発(34.5%)。小売業とスタートアップ企業はともに「顧客・ターゲットの理解」(32.5%、24.4%)を挙げた。
■中小企業及びスタートアップ企業の課題等に関する調査 中小企業経営者または勤務者800人とスタートアップ企業経営者または勤務者82人へのインターネット調査
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