山梨県甲府市で営業する岡島百貨店が、2023年2月に営業を終了し、翌3月に同じく甲府市街地の商業施設「ココリ」内に移転オープンする。「ファッション」「プロモーション」「コラボレーション」の3軸を掲げ、山梨発地方百貨店の新たな事業モデルの確立を目指す。
新生 岡島百貨店は、商業施設「ココリ」内の地下1階から2階にかけての3フロアに入居。地下1階は「上質な日常を提供する食のフロア」として、生鮮食品のほか、県内初出店となる「明治屋ストア」や人気ベーカリーショップ「パンパティ」などを展開する。1階「上質ファッションのフロア」では、既存の化粧品ブランドに新たに「アールエムケー(RMK)」が加わるほか、紳士服ではオーダー品を含めたシャツ、ネクタイ、バッグなど豊富なビジネスアイテムを提案する。また、2階は「新しいライフスタイルのフロア」としてリビングアイテムから「ポロ ラルフ ローレン(Polo Ralph Lauren)」のファッションアイテムまで、ライフスタイルに関わる品物を幅広く取り揃える。
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岡島百貨店現店舗の跡地は、タカラレーベンが権利を取得。県内随一の規模となるタワーレジデンスを軸にした複合施設の建設のほか、岡島百貨店のDNAを受け継いだ次世代の商業施設や広場などを計画しているという。竣工は2028年7月を予定している。
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