Image by: エニーマインドグループ
D2C領域のビジネスを一貫支援するプラットフォームを提供するエニーマインドグループ(AnyMind Group)が、総額約50億円の資金調達を実施した。今回調達した資金は、チャットコマースプラットフォーム「AnyChat」といった既存事業の強化や、ASEAN・インドなどアジアの成長市場を中心としたシェア拡大、相乗効果が見込まれる企業買収などに活用するという。
エニーマインドグループは、2016年4月に代表取締役CEOの十河宏輔氏が設立。アジア最大級のインフルエンサーマーケティングプラットフォーム「AnyTag」をはじめ、個人と生産工場を繋ぐクラウドものづくりプラットフォーム「AnyFactory」、D2C事業者向け物流管理プラットフォーム「AnyLogi」などをアジア・中東を中心に世界13市場17拠点で展開し、ブランドの生産からEC構築、マーケティング、物流までワンストップで支援している。Forbes JAPANの「日本の起業家ランキング2022」では、十河CEOが2年連続でTOP20に選出された。
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今回の調達では、既存投資家の三菱UFJキャピタルに加え、JICベンチャー・グロース・インベスト メンツ、JPインベストメント、プロトベンチャーズ、野村スパークス・インベストメントが資産の運用を受託している日本グロースキャピタル投資法人などの新規投資家を主な引受先とした約40億円の第三者割当増資を実施。また、みずほ銀行から10億円の当座貸越枠を確保したことにより、総額約50億円を調達した。同社は、これまで約69億円の資金調達を実施しており、今回の調達により累計調達額は約119億円となる。
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