Cath Kidson 公式オンラインストアより
Image by: Cath Kidson
英国の投資会社「ヒルコ・キャピタル(Hilco Capital)」が、「キャス キッドソン(Cath Kidson)」を香港を拠点とするアジア最大級の投資ファンド「Baring Private Equity Asia(以下、BPEA)」から買収した。なお、買収額は公表されていない。
「キャス キッドソン」はコロナ禍の影響により業績が悪化していたが、BPEAと救済措置に関する契約の締結や、イギリス国内の店舗を閉店するなどの対策を経て回復。現在ロンドン・ピカデリーのフラッグシップストアはパンデミック直前の水準まで回復しているという。ブランドの非常勤役員のマーティー・ウィクストロム(Marty Wikstrom)は、「ヒルコのチームが、キャス キッドソンの成長を加速させるべく投資してくれることを嬉しく思います。また、2021年にクリエイティブ・ディレクターとして入社したホリー・マーラー(Holly Marler)の尽力もあり、新製品を既存の顧客と新たな顧客の両方にアピールできていると感じています」とコメントしている。
ADVERTISING
キャス キッドソンの日本事業は、2002年から2010年まで「ユナイテッドアローズ(UNITED ARROWS)」が、2011年春夏シーズンからサンエー・インターナショナルが担当していたが2015年に運営を終了。その後はイギリス本社の100%出資によるキャスキッドソンジャパンがブランドを運営していたが、2020年4月に自己破産した。
■公式オンラインストア
ADVERTISING
RELATED ARTICLE
関連記事
READ ALSO
あわせて読みたい
RANKING TOP 10
アクセスランキング
銀行やメディアとのもたれ合いが元凶? 鹿児島「山形屋」再生計画が苦境