2022年上半期に売れたスニーカーは一体何か。スニーカー小売の雄、「アトモス(atmos)」「ミタスニーカーズ(mita sneakers)」「アンディフィーテッド(UNDEFEATED)」の話を元にトレンドスニーカーを調査。2022年上半期は10〜20代前半の客層が増えたほか、徐々にインバウンド客の来店が増えてきている店舗もあるという。
モデル別では、「ナイキ(NIKE)」のエア フォース 1(Air Force 1)やダンク(DUNK)といった定番モデルの人気が継続。その中でもオーセンティックなカラーや、トリプルホワイト、トリプルブラック、パンダカラーなどモノトーンカラーが支持されているという。アトモスでは特にヴィンテージ風アイテムが好調で、定番モデルを1987年当時のデザインからインスピレーションを受け再構築したナイキの「VINTAGE PACK」をはじめ、アトモスからの提案で復刻した「アディダス(adidas)」の「アディマティック(ADMATIC)」などに人気が集中。ミタスニーカーズでは、アウトドア需要の高まりから実用的な機能を兼ね備えたモデルや、様々なシーンに対応可能なユーティリティモデルが注目され、完売するモデルが増えている。アンディフィーテッドでは、今年35周年を迎えたエア マックス 1(エア マックス 1)や「ニューバランス(New Balance)」の900番台などハイテクスニーカーをはじめ、「クラークス オリジナルズ(Clarks ORIGINALS)」の「ワラビー(Wallabee)」などが前年同期比で1.5〜2倍に伸長しており、モデルによっては5倍以上のモデルもあるという。
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Image by: atmos
ブランドについては、ニューバランスが昨年から引き続き好調。ミタスニーカーズでは、洗練されたフォルムと高級感のあるデザインが特徴でクラフトマンシップが感じられるUSA製やENGLAND製をはじめ、デザインとクオリティは変わらずにアジアで生産されるモデルなど多くの品番が支持されており、これまで限定モデルを追いかけていた人が、安心感を求めてベーシックなデザインのニューバランスを購入している傾向にあるそうだ。アトモスではニューバランスの中でもM2002の売れ行きが好調で、機能性やデザイン性の高さのほか、ニューバランスのラインナップの中では手に取りやすい価格が若年層から人気の理由だという。
Image by: mita sneakers
スニーカー愛好家たちの服装は、アトモスによると「シュプリーム(Supreme)」「ステューシー(STÜSSY)」「カーハート WIP(Carhartt WIP)」といったスニーカーブランドとのコラボレーションが多いストリートブランドに人気が集中する一方、クラシカルやモードといったスタイルも増加傾向にあるという。ミタスニーカーズでは、ライフスタイルからアウトドア、軽いスポーツまで対応するシェルジャケットなど汎用性の高いアイテムを取り入れたスタイルが目立ち、アンディフィーテッドでは、オーバーサイズのトップスにタイトテーパードパンツといったスニーカーが映えるスタイルが多いほか、20代前半からはブームの古着を取り入れたスタイルが支持されている。
■公式サイト:atmos/mita sneakers/UNDEFEATED
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