コラボの時代とも言われる今、最新トレンドの一つとなった韓国ブランドとのコラボに注目が集まっています。若者の消費者を惹きつける韓国ファッションが長けているのは、世界観を表現すること。韓国ファッションを世界に発信するという意識を持ち、日本のファッション業界を席巻する韓国ファッションとのコラボは、今最も注目すべき相手なのかも知れません。
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日本のユーザーに最も影響力があるのは韓国
若い世代の選択肢として定着したのが韓国カルチャー。今様々な分野で、最も影響力のある国と言っても過言ではないでしょう。なぜここまで消費者の心を掴むのか、消費喚起の理由を探りましょう。
─ 現在は「第4次韓流ブーム」の真っただ中
2003年頃から始まったとされている韓流ブーム。現在では様々な形でそのブームは広がり、10・20代では最新トレンドの一つとなっています。若い世代の心を掴む分野は、韓国ドラマやK -popコンテンツ、ファッションやビューティー、グルメなど。ファッションの分野では2018年頃から「韓国ファッション」が急上昇ワードとなり、ここ数年は更なる増加傾向となっています。
─ 韓国ファッションはブームを超え定着に
ここ数年は、韓国ファッションのテイストやアイテムを取り入れるのが一つのスタイルとなりました。若い世代ほど、韓国ファッションが選択肢として定着しています。ブームを超え定着ともなった要因の一つが、韓国ブランドのマーケティング手法とも言われています。若年層の消費行動にピッタリとハマり、SNSなどの投稿も消費行動に大きな影響を与えています。
─ 日本人の女子は韓国ファッションからヒントを得ている
今ファッションの手がかりを最も求めている国を尋ねると、ほとんどの人が韓国を挙げトップとなっています。楽天データでは、10歳から40歳までのほとんどの女子が韓国を選んだ結果となりました。また同様のフリマアプリの調査結果では、10代ともなれば約80%が韓国を挙げています。その結果から推測すると、韓国ファッションはますます大衆化されると予想されます。同じアジア人で真似しやすいところからヒントを得やすく、自らを投影でき同時に刺激を受けることができるのが韓国ファッションと言えるでしょう。
韓流ドラマやアーティストはファッションに影響を与える
SNSを通じビジュアル的に興味あるものに惹かれ、出費する傾向が強い若い世代。そんな韓国ファッションのマーケティングを担っているのが、韓国ドラマやK-popアイドルたちです。ここでは消費行動に大きな影響を与える理由を見ていきましょう。
─ 韓国ドラマから見るヴィジュアル重視の世界観
ファッションの参考となると言われているのが韓国ドラマの衣装。韓流ドラマを見れば韓国モードが一目瞭然とも言われており、「愛の不時着」や「梨泰院クラス」「サイコだけど大丈夫」などの韓国ドラマの衣装に注目が集まっています。衣装で着用されれば、韓国ファッションブランドの知名度アップという役割も果たし、ドラマの衣装はマーケティング戦略の一つとも言われています。
─ ファッション領域との関わりが深いK-popアイドル
もう一つ、ファッション領域との関わりが深いのはK-popアイドルたちです。韓国ファッションのトレンドの中心は、K-popアイドルとも言われ、K-popアイドルたちの着こなしが、SNS上では公式・非公式問わず数多く投稿されています。最近では「H&M」が韓国ガールズグループITZYをキャンペーンに起用したことが話題となりました。憧れでもあるK-popアイドルが着用することで自分もその人になりたいという欲求を刺激し、消費行動に大きな影響を与えます。
日本人(ブランド)×韓国ブランドのコラボが増えてきている
韓国旅行が思うようにできず消費者のニーズはより高まっている近年は、韓国ブランドとのコラボも増えてきています。日本ブランドとしては、自社のポートフォリオに韓国ファッションを加えることで、マルチブランドを展開させるメリットもあります。ここでは、注目を集める日本人(ブランド)×韓国ブランドのコラボの実例をみていきましょう。
─ コラボ事例:その①
女優及びモデルとして多方面に渡り活躍している堀未央奈と、ASCLO(エジュクロ)のコラボに注目 inが集まっています。Z世代を中心に人気を博す韓国ブランドASCLO(エジュクロ)は、K-popアドドルを代表とするBTSの愛用ブランドとして日本でも知名度が高いブランドです。今回のコラボ、デザインを考案したのは堀未央奈自身で、完全オリジナル商品を発売。現在約500の日本未上陸ブランドを取り扱うセレクトストア60%(シックスティーパーセント)で販売されています。
─ コラボ事例:その②
人気Youtuberの中町兄弟が手掛けるアパレルブランドJUST A NOON(ジャストアヌーン)も韓国のストリートブランドODD STUDIO(オッドスタジオ)とのコラボを発表しています。こちらもセレクトストア60%(シックスティーパーセント)で販売。497万人を超える総フォロワー数を持つ人気YouTuberと、韓国ファッションを牽引するブランドODD STUDIO(オッドスタジオ)のコラボは高い注目を集めています。
消費者のニーズが集まる韓国ブランドとのコラボを実現してみよう
韓国ブランドとのコラボが実現できれば、自社のポートフォリオに韓国ファッションを加えることができ、マルチブランドを充実できるメリットもあります。5月中旬にはプリーツバッグで有名な韓国ブランドJOSEPH AND STACEY(ジョセフアンドステイシー)が日本初上陸しました。ライフスタイルのものづくりを強化したいなら、新しいライフスタイルを提案するJOSEPH AND STACEYとコラボすることで高い実施効果が期待できるのではないでしょうか。ぜひ適切なパートナーを選定できるNESTBOWLで、公募やパートナー検索をしてみましょう。
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