キッチン器具から不用になったチャームまでを芸術的ピースへと作り替えた
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繊研plus「マリーン・セル」はこのほど、再生素材を生かしたジュエリーシリーズを発売した。シリーズは、物や素材が持つ特徴を生かして再生させていくというブランドの根底にある考え方から始まった。デッドストックやビンテージ素材、使い古された衣服に至るまで、これまでも再生の考え方はブランド独自の製作プロセスに反映されている。再生された素材をベースにして製作される真新しいプロダクトには、ベースとなった物や素材の強さが内在するという考えがある。
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新たなジュエリーシリーズの「Fichu pour Fichu」コレクションでは、再生の考え方を取り入れた製作手法を、ジュエリーへと拡張した。キッチン器具から不用になったチャームまでを芸術的ピースへと作り替える。そこでは「arts de la table(食卓の芸術)」を体験することができる。例えば、フォークの先端部分はイヤリングやネックレス、持ち手部分はブレスレットへと変わる。長年にわたって世界中から収集した貝殻、パール、ウッド、ガラスビーズなどを用いたジュエリーもある。ゴールドチェーンと艶のある石を融合させたラッキーチャームは、ビーチピクニックで集めたスーベニアコレクションのようでもある。お守りのような意味合いも持ち合わせながら、スタイリングを華やかに彩る。これらのピースは「マリーン・セル」公式ウェブサイトで販売している。
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