Image by: モルン
赤坂優氏が代表取締役を務めるfrankyが、トラベルブランド「モルン(moln)」を立ち上げた。4月23日から第1弾のプロダクトとしてスーツケースの発売を開始。同日からショールーム形式のフラッグシップストアを南青山にオープンする。
モルンは、スェーデン語で「雲」を意味する単語で、国境も言語も気にせず漂う雲を旅の理想の形として捉え、一人ひとりの旅に寄り添ったアイテムを提案するトラベルブランド。デザイナーは、グッドデザイン賞の審査委員長などを歴任したプロダクトデザイナー柴田文江氏が務める。
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赤坂優氏は、2008年にエウレカを設立し代表取締役CEOに就任。2012年に恋愛・婚活マッチングサービス「Pairs」をリリースした。2015年に米国Match Group にエウレカの発行済全株式を売却。現在は、国内スタートアップを中心としたエンジェル投資を行っている。2018年にはデザイナー熊谷隆志と共にアパレルブランド「ウィンダンシー(WIND AND SEA)」を立ち上げ、2020年にfrankyを設立した。赤坂氏はモルンを立ち上げにあたって「現在の自由な往来が制限されている状況において、旅がもたらす価値を再認識し未来の旅へ注目しました」とコメントしている。
第1弾のプロダクトとして合皮のレザーと真鍮のパーツを使用したスーツケースを発売。「Small」(4万9000円)と「Large」(6万9000円)に加え、PCポケットが付属している「Small+」(5万6000円/いずれも税込)の計3型を展開し、カラーパレットはそれぞれ「テラコッタ」「チャコール」「ストーン」の3色を取り揃える。テラコッタは赤土、チャコールは炭、ストーンは岩からそれぞれ着想を得て製作。「旅先の自然や風景に馴染むような色合いにしたかった」と柴田氏は説明している。スーツケースのキャスターには、日本メーカーの「HINOMOTOキャスター」を採用し、快適な滑り心地を実現。第2弾のプロダクトとして、新しいカラーパレット「フィヨルド」「サンド」「フォレスト」の発売も予定している。また今後はトラベルブランドとしてキャリーケース以外にも旅行に使えるアイテムの製作を検討しているという。
モルンのスーツケース パラコッタ
Image by: モルン
モルンのスーツケース パラコッタ
Image by: モルン
モルンのスーツケース チャコール
Image by: モルン
モルンのスーツケース
Image by: モルン
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