ブランド品の買取販売などを行うデファクトスタンダードは4月2日より、ラジオドラマ「ブランディア presents 眠れる森の美しいモノたち」の提供を開始する。同ドラマはクローゼットなどに眠るアイテムを主人公にしており、持ち主にまつわる思い出を語るミニドラマとなっている。月替わりで声優陣が出演し、おのおの思い出のバッグや財布、アクセサリーなどを擬人化して演じる。それぞれの思い出を語ることで、視聴者の自宅に眠っているモノへの想いを馳せてほしいという願いを込めた番組になっているとした。
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毎週土曜日の午後2時55分~同3時までの5分間で「TOKYO FM」で放送。初回の放送では声優の羽多野渉さんと、古賀葵さんが出演し、「初めて買った革のビジネスバッグ」が「現在ヘビーユースされているトートバッグ」に持ち主への思いを語っていく内容となっている。
同社では過去にもラジオ番組へのスポンサーになったことはあったが、1社提供によるブランディア単体でのラジオ番組は今回が初となる。
また、今回、ラジオを選択した理由として、20代~60代までの幅広い世代にリーチできることを挙げている。加えて、コロナ禍以降ラジオのリスナーは増加傾向にあり、今回の放送時間も聴取率の高い時間帯であることから、現在のメインユーザーである30代~50代の女性に限らず、幅広い世代の男女の認知向上につながると考えているようだ。SNS投稿による拡散をはじめ、放送後には番組の”裏トーク”をアーカイブで配信することも予定している。
なお、同社が実施した思い出のアイテムの所有と処分に関する顧客アンケートでは、「使っていないが処分できない」ブランド品アイテムの数の回答の中央値は5点となった。中には「無限」という回答もあった。
また、「使っていないブランド品アイテム」を処分しない理由として、単一の回答では「まだ使うかもしれない」が49・5%で1位となった。一方で、「思い出があるから」、「プレゼントでもらったものだから」という思い出に関する回答だけを合計すると、53・7%という結果になっている。
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