4月3日(現地時間)、米国・ラスベガスにて第64回グラミー賞授賞式が開催された。同授賞式では、韓国の人気グループBTSや女優兼シンガーソングライターのシンシア・エリヴォ(Cynthia Erivo)らが「ルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)」の衣装を着用してレッドカーペットに登場した。
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BTSは、JIN(ジン)、RM(アールエム)、SUGA(シュガ)、V(ヴィ)、JIMIN(ジミン)、J-Hope(ジェイホープ)、JUNGKOOK(ジョングク)の7人で構成される韓国発のグローバル男性アイドルグループだ。2020年8月にリリースした「Dynamite」では、米国・ビルボードのシングルチャートで韓国人アーティトとして初の1位を記録し、昨年6月に公開された「Butter」は初登場から7週連続で同ランキング1位を獲得した。
BTSは昨年4月に「ルイ・ヴィトン」のアンバサダーに就任しており、今回、「Butter」で最優秀ポップ・パフォーマンス(デュオ/グループ)にノミネートされたBTSの7人は、メンバーの個性に合わせたテーラードスーツを着用した。テーラードスーツは装飾されたボタンがアクセントになったウール製のもので、メンバーはジューズやスニーカーを合わせそれぞれの魅力を引き出した。BTSは惜しくも受賞を逃す結果となったが圧巻のパフォーマンスを披露した。同部門では、ドージャ・キャットfeat.シザ(Doja Cat feat.SZA)の「Kiss Me More」が最優秀賞を受賞した。
シンシアは、クリスタル、グラスビーズとスパンコールを刺繍したベルベットとサテンのカスタムダウンにカスタムメイドのサテンサンダルとベルトを合わせて登場。また、シンシアは、ドレープショルダーのシルエットが美しいカスタムメイドのハイネックトップに、クリスタルやスパンコールの刺繍のあるパンツをコーディネートして同授賞式で歌のパフォーマンスを披露した。
BTSは、前回の第63回グラミー賞授賞式後、パフォーマンスで着用した「ルイ・ヴィトン」のカスタムスーツを「ジュリアンズ・オークションズ(Julien's Auctions)」が主催する「ミュージケアズ・チャリティ・リリーフ・オークション(MusiCares Charity Relief Auction)」に提供し、衣装は16万ドル(約1968万円*)で落札された。このオークションは、音楽業界の主要なチャリティイベントで、音楽コミュニティにヘルス&ヒューマンサービスのサポートを提供する目的で開催される。BTSが着用した服が同オークションに出品されるのは2回目で、昨年1月には「Dynamite」のミュージックビデオで着用した衣装が16万2500ドル(約1998万円*)で落札されている。
今回彼らが着用した「ルイ・ヴィトン」のテーラードスーツも、「ミュージケアズ・チャリティ・リリーフ・オークション」に出品されるのか。動向が注目される。
追記
*1ドル=123円換算(4月6日時点)
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