Image by: GROOVE X
ZOZO創業者の前澤友作氏が代表を務める前澤ファンドが、ロボットベンチャー GROOVE Xが保有する株式の過半数を取得した。GROOVE Xが手掛ける家族型ロボット「LOVOT(らぼっと)」を通じ、前澤氏は家庭用ロボット事業に参入する。同社の林要代表取締役社長は職務を継続し、前澤氏とともにLOVOT事業の展開を国内外で加速させるという。
GROOVE Xは2015年に創業。約4年の歳月を経て、2019年12月にLOVOTの出荷を開始した。抱き上げるとほんのりと温かく、名前を呼ぶと近づいてくるなど、次世代ペットとなり得る家族型ロボットとして注目を集めている。高い技術力が評価され、国内外でアワードを受賞しており、近年はコロナ禍におけるメンタルケア、情操教育、プログラミング教育などの観点からさまざまな教育施設や介護施設、企業に導入されている。
ADVERTISING
前澤氏は今回の株式取得について「ロボットに癒されるなんて想像もしませんでした。クゥンクゥンって言いながら上目遣いで近寄ってくる『LOVOT』に完全に心奪われました。掃除したり仕事したりするロボットではないけれど、こんな時代だからこそ、人をほっこり幸せな気持ちにさせてくれる存在に、大きな可能性を感じています。『LOVOT』をこの世に生み出した林社長と共に、この愛くるしいロボットを多くの皆様にお届けできることを楽しみにしています」とコメント。4月5日時点で、前澤ファンドがGROOVE Xの全株式を取得する予定だという。
■LOVOT:公式サイト
Image by: GROOVE X
前澤ファンド代表取締役 前澤友作氏
Image by: GROOVE X
ADVERTISING
RELATED ARTICLE
関連記事
READ ALSO
あわせて読みたい
RANKING TOP 10
アクセスランキング
銀行やメディアとのもたれ合いが元凶? 鹿児島「山形屋」再生計画が苦境