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繊研plusパルコはKDDIとサイキックVRラボ(東京)が提供するXR(仮想現実、拡張現実、複合現実などの先端技術の総称)技術によるバーチャル広告などの配信サービス「XRスケープ」に参画する。
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渋谷パルコの1階館外の共用通路「ナカシブ通り」と10階の屋外広場「ルーフトップパーク」を「メディア空間化」し、「クライアントのニーズに応じてバーチャル広告や様々なコンテンツの配信を行う」(同社デジタル推進部)。
XRスケープは実在の都市空間にバーチャル広告やコンテンツなどを自由に配置・配信できる「空間のメディア化ソリューション」。XRクリエイティブツール「スタイリースタジオ」を使い、「都市空間に重ねるAR(拡張現実)・MR(複合現実)コンテンツの制作、管理、配信が簡単にできる」という。利用者はスマートフォンをかざすことで、コンテンツを見ることができる。
パルコは渋谷パルコを中心に、デジタル技術を活用した取り組みを強化している。XRスケープへの参画で、「空間の価値向上に加え、リアルとバーチャルを融合した新しいユーザー体験の提供を目指す」という。
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