イェップス バイ シーズマーケット
Image by: FASHIONSNAP
伊勢丹新宿店本館1階に、同館初となる韓国コスメの常設セレクトショップ「イェップス バイ シーズマーケット(Yep’s by SEEDS MARKET)」がオープンした。若年層から人気を集めている韓国コスメを取り扱うことで、新客の獲得を狙う。店舗運営は「クリオ(CLIO)」や「VT COSMETIC」などの韓国コスメの日本展開を行うシーズマーケットが担当している。
店舗名の「イェップス」は、韓国で友人を指す「Yep」(英語でYesの意味)と、韓国語で「綺麗」を意味する「イェップダ」の造語。同店では、日本初上陸の「ジェスジェップ(gesgep)」や、オフラインでの出店が初となる「ディーント(Dinto)」、常設店初展開の「ラヴィアン(LAVIEN)」、ブック型のコスメが人気の「マティエ(Matier)」の4ブランドを販売している。取り扱いブランドは、顧客の反応を見ながら入れ替えていく。
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ジェスジェップは、韓国の女優やアーティストを担当する有名メイクアップアーティストのソン・デシクとパク・テユンが立ち上げたブランドで、2人の専門知識を活かしたアイテムが特徴。代表アイテムのリップ「LIP COTTON」(7色、各2860円)はわたがしのように軽い塗り心地で、ぼかして使用しても美しい仕上がりが持続する。ディーントは古典文学からインスパイアされ、商品名に小説家や作品の登場人物の名前を冠するなどユニークなアイテムが揃う。韓国でトレンドの「陰影メイク」を手軽に再現できるミニサイズのコンパクト「BLUR-FINISH SHADOW」(2色、各3190円)が人気商品。ラヴィアンはインフルエンサーのパク・ヒョンソンのこだわりを詰め込んだブランド。クッションファンデーション「RADIANCE ESSENCE CUSHION」(8690円)や、メイクアップ下地「PERFECT RADIANCE TONE UP」(7480円)は、トーンアップ、艶感、カバー力などの仕上がりの良さで人気を集めている。
オープンを記念して、普段から韓国コスメやカルチャーを自分で調べているというモデルのミチが来店。「オンラインでしか買えなかったブランドを日本で実際に試して購入できるのはとても嬉しい」とコメント。韓国コスメの魅力について、「トレンドが面白いものばかりだし、美容の最先端。情報を追うだけでも楽しい」と語った。
同館ではおよそ5年前から韓国コスメや雑貨などを扱うポップアップの開催を行っていたが、近年はその人気が加速。昨年6階の催物場で開催した韓国・ソウルをフィーチャーしたイベント「Little Seoul」が盛況で、特に若年層の来場が目立ったことから、韓国コスメの強化を計画していたという。吉田広紀 化粧品営業部 新宿化粧品 スーパーバイザーは、「韓国のブランドはトレンドの取り入れ方が上手く、発信力もある。百貨店が獲得しにくい若年層へのリーチも高い。当社としてチャレンジではあったが、可能性を秘めている」と期待を込めた。また取り扱いブランドについては、「当店のバイヤーたちが実際に使用した上で、品質などを加味して決めている。百貨店の目線で選んでいるため、これまで韓国コスメを購入したことがなかった方にも是非来店いただきたい」と語った。
イェップス バイ シーズマーケット
Image by: FASHIONSNAP
※撮影時のみ特別にマスクを外しています
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※撮影時のみ特別にマスクを外しています
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