(写真左から)内山雄太、濵田航平
Image by: FASHIONSNAP
【内山】WTAPS®×HELLY HANSEN バックパック
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内山:「ダブルタップス®(WTAPS®)」と「ヘリーハンセン(HELLY HANSEN)」のコラボバックパックです。去年の3月に発売された2020年春夏シーズンのものなんですが、その時は買えなくて。8月ぐらいにフリマアプリで偶然売られているのを見つけたのですぐに買いました。
F:普段からバックパック派ですか?
内山:そうですね。常にパソコンを持ち歩いているので必須です。ダブルタップスが凄く好きで、このバックパックは見た目が格好良いですし、頑丈。サイズも大きくて色々入るのでかなり気に入っています。
F:ダブルタップスは何がきっかけで好きになったんですか?
内山:ラッパーのZORNが好きなんですが、彼がダブルタップスをよく着ているんです。それに影響を受けて買うようになりましたね。Tシャツにタグが少し付いているやつとか、生地の縫い目が変わっているものとか、デザインが派手すぎないシンプルなアイテムが好きです。
F:南青山にオープンしたダブルタップスの新店舗は行きましたか?
内山:まだ行けてないんですよ。ただ、基本的にオンラインで購入していて、店舗で買うことはほとんどないですね。夜中に眠れない時とかに徘徊して色々買っちゃいます。
F:オンラインでサイズが違ったり、失敗したことはないですか?
内山:ありますよ。返品しますし、無理だったら諦めてスニダンに出すので(笑)。でもあまり失敗することはないですよ。
濵田:でも、ついこの間ミスってたじゃないですか(笑)。
内山:シュプリームのグレーのパーカのXLを買ってみたらめちゃめちゃ大きくて。あと、ここ3年ぐらいで10kgくらい太ったんですが、前のままのサイズでパンツを買ったら履けなかったこともありました(笑)。
F:結構失敗していますね(笑)。
【濵田】LOUIS VUITTON バックパック
濵田:「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」のバックパックなんですが、これを買うまでは高校生の時に買ったバッグを使っていたんです。10年以上使っているのでべっこべこで。思い入れとかもなく、荷物が運べれば良いやというような感じで使っていました。
内山:物に対して愛着ないの?(笑)
濵田:全然愛着がなかったんですけど、良い年になってきたので高校生のときのバッグから卒業しようと思って、レイヤード ミヤシタパーク(RAYARD MIYASHITA PARK)のお店を色々回ったんです。
F:なぜルイ・ヴィトンにしたんですか?
濵田:いろんなお店を回る中で、ロゴが目立ちすぎるようなブランドアピールの強いデザインは好みじゃないなと思って。ヴィトンも違うなと感じてお店を出ようとしたら、出口の近くにこれが置いてあったんです。モノグラムのカラーが抑え目なのであまりヴィトンっぽくないのが良くて。あとは服が黒や白のモノトーンカラーばかりなのでバッグは違う色の物を取り入れてみようかなと。
F:必ず持ち歩いている物はありますか?
濵田:僕は極力荷物を持ちたくないんですよ。だからプライベートではバッグは持っていたくなくて。スニダンに入るまでは会社も手ぶらで行ってましたから。なので、マストで持ち歩いているのは携帯ぐらいかもしれないです。
F:今年はヴィトンで他に何か買いましたか?
濵田:財布を買いました。
【内山】KAWS フィギュア
内山:森アーツセンターギャラリーで開催されたカウズ(KAWS)の展覧会で販売されたものです。カウズは高校生くらいから格好良いなと思っていたんですが二次流通では高すぎて買えないなという感じで憧れだったので、フィギュアの抽選販売で全てに応募したらこれが買えました。
F:全部で13種類ありましたが、一番の目当てはこれですか?
内山:本当は内臓が出ているようなやつが欲しかったんですけど、カウズを一次流通で買えたのが凄く嬉しくて。家の玄関に置いていて、頭を撫でてから外出しています。
F:フィギュアはよく買うんですか?
内山:全然持っていなかったんですが、これを機に好きになってポケモンのミュウツーのフィギュアとかも今年買いました。最近はアトモスとかもフィギュアを売り始めているので気になっています。
F:スニダンでもフィギュアの取り扱いはありますか?
内山:取り扱いはありますが、フィギュアは「ベアブリック(BE@RBRICK)」がメインです。これから増やしていく予定ではありますが、スニーカーやストリートカルチャーと密接な物を取り扱うようにしているので、カウズやベアブリックなどのカルチャーと関わりのある物以外をどこまで広げるかを検討中です。
F:濵田さんはフィギュアを買ったことは?
濵田:家で猫を飼っているので、フィギュアとかは壊されちゃうんですよね。昨日もグラスが割れちゃっていましたし。欲しいんですけど、壊されるくらいなら買わないです。でも、カウズのガチャピンとムックを合体させたフィギュアは欲しいですね。
内山:あれ欲しい。あとカウズの金と銀の宇宙服を着たフィギュア。死ぬまでには絶対買おうと決めています。
【濵田】NELL マットレス
濵田:2017年の12月に起業したんですが、当時からずっとボロボロのベッドで寝てて。365日働いて、朝から夜中まで働くこともザラにあったんですが、家に帰ってきてもボロボロのベット。体が休まらないなと思って、去年にコアラマットレスを買ったんです。
F:コアラのマットレスは最近注目されていますよね。
濵田:ただ、コアラマットレスはみんなが言うほど良いと感じられなかったんですよ。そんな中、今年の2月くらいに「ネル(NELL)」というD2Cブランドを紹介してもらったので、使ってみたらめちゃめちゃ寝心地が良かったんです。一応、今後出す予定らしい試作品みたいなものを買わせてもらったんですが、コイルの量もかなり違って、起きた時に体が全然痛くないんです。
F:おいくらだったんですか?
濵田:20万円くらいでした。僕が家に帰るのは寝る時くらいしかないので、お金を使うところってそんなにないんですよね。じゃあベッドくらいは良い物を買ったら人生豊かになるかなと思ったんですよ。皆にマットレスにはこだわった方が良いって言いたいくらい変わりました。
今年を振り返って
F:今年はたくさん買い物をしましたか?
内山:仕事がめちゃめちゃ大変だったので、正直言うと去年から全然物を買っていなくて。でもいろんな人と会って、話を聞いていると欲しいなという気持ちが溢れてくるので、いつか爆発するかもしれないです。
F:会社としてはモノカブを買収という大きな出来事もありました。
内山:やっとチームが一つになってきたので、これからグローバル展開を進めていきながら、国内もより良いサービスになるよう進めていきます。
濵田:海外からも出品されるようになると思うので、日本で取り扱っていなかったようなものも将来的には増える可能性があります。
F:グローバル展開と共に、取り扱いアイテムもどんどん拡大しています。例えばヴィンテージワインなどの展開は検討していますか?
内山:今の所は考えていないです。大事にしているのは、真贋鑑定ができるかということと、藤原ヒロシさんがイメージできるか。
F:藤原ヒロシさんをイメージできるとは?
内山:藤原さんはヴィトンの財布とか鞄を使うので、だったらストリートカルチャーとしてスニダンでも取り扱っても良いよねという感じで。ワインとかウイスキーは流石に話が飛躍しすぎているかなと。今後、扱うことになるかもしれませんが、今すぐ取り組むことではないですね。
F:今年一年を振り返ってみるとどうですか?
濵田:本当にあっという間でしたね。去年の12月ごろにスニダンが資金調達をして、モノカブもしれっと調達して。で、あれよあれよスニダンと一緒にやることになり、気がつけばもうスニダンに入って4ヶ月くらい経っている。年内には海外での拠点作りを始めますし、取り巻く環境は目まぐるしく変化しましたね。
内山:コロナで大変だったというのはありますが、モノカブの買収を含め会社としてはある程度成長したと思っています。上場もしていないのに、上場していない競合会社を買うというのはあまり前例がないことですし、海外展開を加速させたり、社員数や拠点が一気に増えたり。あまり体験できないようなことを今年たくさん経験したので、良い一年だったなと思います。来年も変わらず伸ばしていきたいと思っています。
■内山雄太
2018年7月にSODA inc.を設立。スニーカーを中心としたC2Cマーケットプレイス「スニーカーダンク」を2019年9月に公開。現在ではストリートウェア、ハイブランド、ホビーなどファッション・コレクティブ領域のアイテムを取り扱う。また、人気スニーカーやブランドアイテムの新作情報を配信する「メディア」、コーディネート写真など月間数万件が投稿される「コミュニティ」といったコンテンツを展開している。
■濵田航平
1992年生まれ。大学卒業後、証券会社で約1年半務め退職。株式投資で使われる「板寄せ」という取引方式に目を付け、自身の趣味だったスニーカー収集と掛け合わせる形でマーケットプレイスサービスを構想。2017年12月にBrhino(現モノカブ)を創業し、『モノカブ』を運営。2021年7月に株式会社モノカブをSODA Inc.に売却。現在SODA Singaporeにて立ち上げを担う。
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