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Image by: アイスタイル
アイスタイルが毎年12月に行っている化粧品ECのセールスイベント「@cosme Beauty Day」が今年も12月1〜4日に行われ、流通総額が前年比160%、過去最高の約11億3000万円を達成した。内訳はECで10億円、店舗で1億3000万円。原宿の旗艦店「@cosme TOKYO」では、期間中の1日あたりの売上金額が2020年1月に同店がオープン以降、過去最高となるなど盛り上がりを見せた。
@cosme Beauty Dayは、ECを通じてブランドや商品と消費者の接点を増やしていきたいという思いから"1日限りのお祭り"として2018年にスタート。買い逃し防止などの考えから、近年は開催期間を複数日に延長している。
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今年は過去最多となる350以上のブランドが参加。「スック(SUQQU)」や「クレ・ド・ポー ボーテ(Clé de Peau Beauté)」「トム フォード ビューティ(TOM FORD BEAUTY)」といったラグジュアリーブランドのほか、「ヒンス(hince)」や「ファミュ(FEMMUE)」などの韓国ブランド、急速に人気を高めている中国コスメ「パーフェクトダイアリー(Perfect Dairy 完美日記)」などが新たに参加した。
事前予約を盛り上げる施策として、@cosme BEAUTY DAY限定商品のなかでも特に注目のアイテムを「週末限定予約」として、金曜日〜日曜日の3日間、日替わりで販売したことで、イベントへの注目度や購入意欲を促進。また、美容のプロであるアットコスメの現役美容部員が、ユーザーの買い物の悩みに答える10時間のライブ配信「ワタシ何買ったらいいの?教えて!美容部員さん」開催したことも好評だった。このほか、イベント初回以来となるテレビCMを放映するなどのマーケティング施策も功を奏した。
カテゴリー別では、コロナ禍で肌の土台を整えることへの需要が高まったことから昨年に引き続き、スキンケアアイテムが好調。同社の広報担当によると、「@cosme ベストコスメアワード」の受賞アイテムを軸にしたキットなど、アットコスメ内で人気のアイテムが上位にランクインする傾向にあったという。
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