エスティ ローダー カンパニーズ公式サイトより
エスティ ローダー カンパニーズ(ESTEE LAUDER COMPANIES)が、アラミス&デザイナーズフレグランス部門の事業を2023年までに終了する。複数の海外メディアが報じた。同事業部では、「アラミス(ARAMIS)」「トミー ヒルフィガー(TOMMY HILFIGER)」「マイケル・コース(MICHAEL KORS)」「ダナ キャラン(DONNA KARAN)」「DKNY」「エルメネジルド ゼニア(Ermenegildo Zegna)を展開。アラミスは他事業部で継続するという。なお、ダナ キャランとDKNYを擁するG-III Apparel Groupは、仏フレグランスメーカーのインターパルファム(Interparfums SA)と2022年7月から両ブランドにおけるグローバルライセンス契約の締結を、またマイケル・コースを擁するカプリ ホールディングス(CAPRI HOLDINGS)は、同社と提携している「ユーロイタリア(EuroItalia)」と、同ブランドに思いても契約を締結したことをすでに発表している。
エスティ ローダー カンパニーズには、「トム フォード ビューティ(TOM FORD BEAUTY)」や「ジョー マローン ロンドン(JO MALONE LONDON)」「ル ラボ(LE LABO)」「キリアン(KILIAN)」「フレデリック マル(FREDERIC MALLE)」「エアリン(AERIN)」、さらに「エスティ ローダー(ESTÉE LAUDER)」や「クリニーク(CLINIQUE)」のフレグランスが残る。今回の事業終了により今後は、ラグジュアリーフレグランスにリソースを割く狙いだろう。
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同社のラグジュアリーフレグランスは、2021年6月期(2020年7月〜2021年6月)の実績でジョー マローン ロンドン、トム フォード ビューティ、キリアン、ル ラボが2桁成長を遂げるなど好調。フレグランスカテゴリー全体でも前期比23%増の19億ドル(約2080億円)を計上した。
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