大手スポーツ小売りのアルペンとアディダスジャパンは、大人のアーバンスタイルをテーマにした「アディダス」の新コレクション「ID2.0」を共同開発した。9月22日から、アルペンが運営する全国の「スポーツデポ」「アルペン」、同社のオンラインストア、アディダスの直営店で順次販売を始める。10月8日からは、全国のスポーツデポとアルペンの販売店舗で特設売り場を設けるほか、スタイリストによるコーディネート提案や骨格診断サービスなど販促策も講じる。
ADVERTISING
【関連記事】アディダスジャパン アーティストの高橋理子氏と協業
ID2.0は、スポーツウェア由来の素材や仕様を採用しつつ、ビジネスウェアや街着としても着られるシンプルでスタイリッシュなデザインに仕上げている。テーラードジャケットとパンツのセットアップのほか、クォーターニットのフーディやスウェット、ロングコート、ワンピースなど、オンとオフ両方で使える幅広いアイテムを揃える。価格はテーラードジャケットで税込み1万3200円、撥水のロングコートで1万3200円など。9月21日には、俳優の磯村勇斗さんと女優の河北麻友子さんを招き、オンラインで製品発表会も開催した。
アディダスジャパンのトーマス・サイラー副社長は、「スポーツカジュアル市場はかつてなく広く多様になっている。ID2.0はアディダスのスポーツ由来のDNAが可能とした極めてユニークかつ上質なコレクションだ」と強調。アルペンの水野敦之社長も、「(コロナ下で)外出機会が減る中、日常をアクティブに過ごすことの重要性は高まっている。ID2.0は、スポーツウェアの快適性を持ちながらファッション性を備え、着ると気持ちを上げてくれるような服だ」と評した。
ADVERTISING
PAST ARTICLES
【繊研plus】の過去記事
RANKING TOP 10
アクセスランキング
銀行やメディアとのもたれ合いが元凶? 鹿児島「山形屋」再生計画が苦境