「プーマ(PUMA)」は9月14日、持続可能性戦略の一環として、1年間で2800トンの段ボールの節約を可能にする新デザインのシューボックスを導入すると発表した。同ブランドは、小売用品をより持続可能なものにする目的でさまざまな取り組みを行っており、今回導入される新シューボックスもその活動の一環で、その他には、2023年までに店舗でのビニール袋使用を完全に終了し、ハンガーなどの備品をよりサステナブルな代替品に切り替えていく予定だ。
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今回導入される新シューボックスは、これまでの型の頑丈さをキープしながら、95%以上がリサイクルされた段ボールでできている。「プーマ」は2021年初頭に、非営利の環境団体キャノピー(Canopy)とのパートナーシップを発表し、段ボールと紙のパッケージをすべてリサイクルまたは認定されたソースから調達して、過疎傾向にある森林由来の素材を使用しないようにすると発表している。
「プーマ」の企業持続可能性責任者であるステファン・サイデル(Stefan Seidel)は、「1トンの段ボールを作るのに約12本の木が必要だと考えると、毎年3万3,600本の木を節約できます。これは、ニューヨークのセントラルパークにある木の数を超えています。『10FOR25』サステナビリティ戦略の一部である、このようなイニシアチブは、私たちが大規模にプラスの影響を与えるのに役立ちます」とコメントしている。
「プーマ」の「10FOR25」は、気候変動対策、人権、循環性、プラスチック、海洋など、幅広い持続可能性のトピックをカバーする目標で、国連が提示する持続可能な開発目標に沿うもので、同ブランドがコアビジネスをより持続可能なものにするために取り組むことを保証している。
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