米国・ギャップ(GAP)のギャップ財団(Gap Foundation)は9月2日、米国で起きたハリケーン「アイダ」とカリフォルニア州の山火事による被害支援のために30万ドル(約3億2914万円*)を寄付すると発表した。同財団は、中長期的な復旧を優先し、全ての人々のニーズを平等に満たすことに重点を置いている災害慈善センター(Center for Disaster Philanthropy)と提携し、現地のギャップ従業員含む被害者が肉体的・社会的・経済的・精神的に回復するために今回の寄付を行う。
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ハリケーン「アイダ」は、2005年8月のハリケーン「カトリーナ」に次ぎ、ルイジアナ州を襲った2番目に激しいハリケーンだった。少なくとも270億ドル(約2兆9622億円*)から400億ドル(約4兆3885億円*)の損失が引き起こされ、100万人以上に影響を及ぼした。南東部全体の広範囲にわたる深刻なインフラ被害発生により、沿岸地域では非常に大規模な洪水も併発した。 災害慈善センターの大西洋ハリケーン基金は、家や生計の再建などのプログラム支援やメンタルヘルスサービスを提供し、影響を受けたコミュニティの回復とその他の緊急の課題に対処する。
2021年だけでカリフォルニア州は合計6,983件の火災を記録し、州全体で481億811万平方メートルを燃やし、多くのコミュニティから家屋を奪った。災害慈善センターのカリフォルニア山火事基金は、回復資金のギャップを測定し、最も必要とされる場所での直接的な財政支援を行う。
*1ドル=109円換算(9月4日時点)
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