「ラルフ ローレン(Ralph Lauren)」は、アバターを使って楽しむSNSアプリ「ゼペット(Zepeto)」でアバター用のデジタル洋服コレクションをローンチすると発表した。発売される洋服は50種類で、「ゼペット」上で購入することができる。
「ゼペット」は日本でもインスタグラムやツイッターなどで過去に話題になっていたアバター作成アプリだ。自分の顔写真や画像を取り込むことで、スマホアプリ上に3Dアバターを作成し、アバターを使って動画や画像を作成したり、アバター同士で集合写真を撮る遊び方が新しいと、一時期話題を呼んだ。そのバーチャルネットワークアプリ上で今回、「ラルフ ローレン」のコレクションをパーソナライズされたアバターに着せ替えて楽しむことができる。
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「ゼペット」では、バーチャル世界のなかで自分の好きな空間や場所に移動することができるが、今回のコラボレーションによって、セントラルパークなどの名所や、「ラルフズコーヒーショップ」、「ラルフ ローレン マディソンアヴェニュー店」などニューヨークの店舗に足を運ぶことができるようになる。また、9月にはアプリ上の「ラルフ ローレン」のバーチャルストアの中で、韓国アイドルのトゥモロー・バイ・トゥギャザー(TOMORROW X TOGETHER)によるライブイベントも開催される予定だ。
「ラルフ ローレン」は「ゼペット」だけでなく、昨年から多くのバーチャル製品に力を入れており、若い世代の客をつかむ意図が見受けられる。同じく海外で人気の画像投稿SNSアプリ「スナップチャット(Snapchat)」でも昨年からアバター用の服の販売を開始し、成功を収めている。
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