写真左:三井物産アイ・ファッションの本社ビル
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セブツー日鉄物産は6月21日、6月に締結を予定していた三井物産のファッション・繊維事業の中核事業会社の三井物産アイ・ファッションとの繊維事業における契約提携を延期すると発表した。同社は延期となった理由を「本提携に必要な手続きに時間を要しているため」としている。両社の事業提携は、縮小傾向にあり、新型コロナウイルスの影響も相まって今後更に厳しい状況になると予想される繊維市場で、事業基盤を強化する目的で検討されたものであった。
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日鉄物産の繊維事業は、2019年度には1300億円の売上高を誇っていたが、2020年度には984億円まで落ち込み前年比24.3%減と1000億円を割り込んだ。コスト改善には努めたものの大幅な減収の影響を受け、経常利益は46億円から16億円となり同65.2%減だった。2021年度の見通しは経常利益は26億円を見込んでいる。
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