ゴールドウインが運営する「ザ・ノース・フェイス(The North Face)」と山梨県北杜市は、2020年1月に締結した包括連携協定に基づく事業として、JR小淵沢駅から八ヶ岳と南アルプス甲斐駒ヶ岳などの登山口を結ぶ、登山者用タクシー「MOUNTAIN TAXI(マウンテン・タクシー)」の運行を7月2日から開始する。
「ザ・ノース・フェイス」と北杜市は、子どもたちに北杜市の魅力を知ってもらうこと、登山道の整備などの環境保護、鉄道の駅からアウトドアフィールドまでのアクセスなどの課題解決に向け共に取り組みを進めており、「MOUNTAIN TAXI」もその一環としてスタートする。「MOUNTAIN TAXI」は、ウェブサイトからの完全予約制となっており、駅から登山口までタクシーに乗車した場合、1台片道およそ4,000円がかかるところ、1台片道1,000円で移動ができる。タクシーはハイブリッド車を使用しており、環境にも配慮している。
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北杜市は約76%が森林で占められ、南アルプス国立公園や八ヶ岳中信高原国定公園などの自然公園やさらに清らかで豊富な水を有する全国有数の美しい観光リゾート地域だ。「ザ・ノース・フェイス 」も2011年から北杜市のみずがき山自然公園で子ども向けイベント「THE NORTH FACE KIDS NATURE SCHOOL(ザ・ノース・フェイス キッズネイチャースクール)」を開催するなど、北杜市の雄大な自然環境を活用してきた。今回、「MOUNTAIN TAXI」が運行することで、甲斐駒ヶ岳(黒戸尾根)や八ヶ岳(編笠)などの登山道へのアクセスがより便利になり、多くの登山者が訪れやすくなる。
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