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スターバックス コーヒー ジャパンが、日本上陸25周年を迎えることに伴い、日本市場におけるさらなるビジネス成長に向けた新施策を発表した。個人の能力や可能性を最大化する新たなキャリア制度を2022年度から導入し、パートナー(従業員)が自律的に多様なキャリアを追求できる体制を目指すという。
同社では人、地球環境、地域を中心にとらえた事業強化を推進していく方針で、地域とのつながりの強化に向けて出店を加速させる。年間100店の新規出店ペースを継続し、2024年末までに2000店舗を目指す。
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新たな正社員対象のキャリアパスでは、目指すキャリア・転勤の有無に違いのある2つのキャリアパス「グリーンエプロンアンバサダー(全国型)」と「グリーンエプロンエキスパート(コミュニティ型)」を廃止し、全国統一のキャリアパスに刷新。愛着のある地元に密着しながら、パートナー自らがキャリアを追求することが可能となる。また、地域による給与面での差を無くし、全国同一の給与体系へと移行。その結果、約3500人の店舗で働く社員パートナーおよびその家族の充足したライフスタイルの実現と、地域経済の活性化にも繋がる中長期的な雇用創出が期待できるという。同社の人事・管理統括オフィサー 荻野博夫氏は「店舗パートナーの約70%が女性。ライフステージの変化の影響を相対的に大きく受ける女性が、転勤といったようなキャリアの中断を考えざるを得ない制約が取り払われることによって、自己の成長を継続でき、本来もっている強みをフルに発揮してもらえたら」と話す。
また、同社では年齢、性別、障がいの有無などに関係なく、多様なパートナーが全国各地で活躍できる職場を目指し、地域コミュニティにおける採用と育成に注力。2022年春から高校生のアルバイト採用および、高等学校卒業見込み者の正社員登用(2022年4月入社)をスターバックス コーヒー ジャパン創業以降初めて一部地域で開始する。採用人数や育成プログラムの詳細については現在、準備を進めている段階だという。このほか来年1月1日から社員パートナーの定年年齢の引き上げも行う。
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