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セブツー「アンダーアーマー(Under Armour)」は、6月6日よりアメリカとカナダ国内のショップスタッフの最低賃金を10USドル(1090円*)から15USドル(1635円*)に引き上げると発表した。その結果、従業員全体の90%にあたる約8000人の昇給が見込まれている。この動きは、北米でのコロナ禍からの経済回復に伴う売り上げの増加を受け、継続的にショップを運営していく従業員を集めるための施策だ。同ブランドは最低賃金の見直しを皮切りに、今後は従業員の研修や能力開発を含む総合的なキャリアサポートの強化に注力していくとしている。社長兼最高経営責任者のパトリック・フリスク(Patrik Frisk)は、「小売・物流に携わる仲間たちはビジネスの後ろ盾のような存在で、お客様への対応において重要な役割を果たしています。私たちは正しい方法によって、従業員が大切にされ、感謝されていると感じながら働くことができる職場を作ると約束します」とコメントしている。米国アンダーアーマー社長のステファニー・プグリエーセ(Stephanie Pugliese)は、「最低賃金を引き上げ、小売・物流というフロントラインで活躍する仲間たちの働きを讃えることができ嬉しく思います」と述べている。
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*1ドル=109円換算(5月20日時点)
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