サザビーズ(Sotheby’s)で開催されたオークションで、カニエ・ウェスト(Kanye West)と「ナイキ(NIKE)」によるスニーカー「エア イージー 1(AIR YEEZY 1)」が180万ドル(約1億9400万円)で落札された。スニーカーとしては史上最高落札額で、100万ドル(約1億800万円)以上の金額で取り引きされた初のスニーカーとなる。
ナイキのエア イージーは、カニエが「アディダス(adidas)」との「YEEZY BOOST」をスタートさせる前に展開していたシリーズで、2008年に開催された第50回グラミー賞授与式で初披露。アスリートではなく、アーティストとスニーカーを製作することは当時珍しく、エア イージーがアーティストコラボを開拓したとも言われている。2009年にエア イージー 1、2012年と2014年に「エア イージー 2」を発売したがその後ナイキとの契約を解消し、2015年からアディダスと協業しているため、ナイキのエア イージーシリーズはスニーカーマニア垂涎のアイテムとなっている。
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今回落札されたスニーカーは、エア イージーシリーズの初披露となった第50回グラミー賞授与式でカニエ自身が着用していたエア イージー 1のプロトタイプ。これまでの最高落札額は2020年8月に61万5500ドル(約6600万円)で取り引きされたマイケル・ジョーダン(Michael Jordan)着用の「エア ジョーダン 1(Air Jordan 1)」のハイカットで、最高記録を約3倍に更新した。
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