ファッション&ビューティに特化したインターナショナルメディア
セブツーゴールドウインは、事業を通じた環境保存の取り組みとして実施しているリサイクル活動「GREEN CYCLE」において、昨年の1年間で3308.2キログラムの服を回収した。「GREEN CYCLE」はメーカーやブランド、質、状態に関わらず、店舗の回収ボックスを使って服を回収し、新たな製品の原料にリサイクルする取り組みで、2009年にスタートした。回収ボックスの設置店舗は2021年3月末時点で全国の直営店130店舗。昨年の回収重量3308.2キログラムは二酸化炭素の発生量に換算すると24877.7キログラムとなり、1777本の杉の木が1年間に吸収する二酸化炭素量に相当する。回収した服のうち、ポリエステルやナイロン製のものは、高純度の原料に戻すケミカルリサイクルを行い、ダウンウエアは新たなダウン製品の原料となる。
ADVERTISING
米政府が主催する気候変動に関する首脳会談が4月22日にオンラインで開幕されたが、日本は2030年に向けた温暖化ガスの排出削減目標を2013年度比で46%削減すると表明した。温暖化ガスは、地球温暖化の主な原因とされる気体を指しており、二酸化炭素やメタン、フロンなどが代表例だ。アパレル産業は自動車産業に続いて環境に負荷をかけていると言われているが、持続可能な社会の実現を目指し官民一体となった努力が今後さらに必要となるだろう。
ADVERTISING
PAST ARTICLES
【セブツー】の過去記事
RANKING TOP 10
アクセスランキング
銀行やメディアとのもたれ合いが元凶? 鹿児島「山形屋」再生計画が苦境
HAKATA NEWYORK PARIS