クールジャパン機構が、ファッションインキュベーション事業を展開するIMCFに最大13億円を出資すると発表した。IMCFのプラットフォームを通じて参画ブランドの経営の効率化を図るとともに、デザイナーがクリエイションに集中できる環境整備を支援する。
IMCFは、世界に通用する日本発デザイナーズブランドを産み出すため代表取締役の吉武正道氏が2016年に創業。新鋭デザイナーを発掘し、投資したうえで、経営管理やマーケティング、販売促進、EC構築などの業務を支援する。D2C中心のビジネスモデルにより、「パーバーズ(PERVERZE)」や「ラインヴァンド(LEINWANDE)」といったブランドビジネスを展開している。
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クールジャパン機構は、日本のデザイナーが高いクリエイション能力を有していても、経営面やマーケティング面などに課題が多く、事業としてブランドを運営することが困難なケースが多く見られることから出資を決定。日本のデザイナーズブランドの競争力を高め、世界のファッション業界におけるプレゼンス向上に貢献するという。
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