フェムテックの認知率を調査、1.9％と昨年から大きな変化なし

《データを読み解く》フェムテックの認知率　依然低い1.9％

　SOMPOひまわり生命保険の調査によると、フェムテックの認知率は1.9％で、昨年から0.4ポイント上昇と大きな認知拡大は見られなかった。一方、フェムテックを理解した後での期待は58.7%と高かった。20代で73.0％、30代で66.0%と高い興味が持たれている。

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　「女性のからだ・健康の悩み」が原因で働いていて困った経験は、42.5％が「ある」と回答した。自由回答では、月経・生理にまつわる悩みが228件と最多で、次に妊娠・出産にまつわる悩み（47件）、更年期にまつわる悩み（21件）が挙がった。

　フェムテックで解決を期待する悩みは、「生活習慣管理に関する悩み」「精神的ストレス」「女性ホルモンのゆらぎによる悩み」が40％を超えた。健康課題が解決された場合には、仕事のパフォーマンスは平均して「現状より41.3％上がる」となった。

■日本のフェムテック市場の可能性に関する調査　全国の20～60代の働く女性1000人（各年代200人ずつ）が対象