バーニーズ ニューヨーク新宿店 営業最終日の様子
Image by: FASHIONSNAP
「バーニーズ ニューヨーク(BARNEYS NEW YORK)」新宿店が、2月28日の今日をもって閉店する。日本1号店として営業してきたが、約30年の歴史に幕を下ろすこととなった。最終日の今日、館内は閉店を惜しむ客で賑わいをみせた。
バーニーズ ニューヨークの日本展開を手掛けるバーニーズジャパンは、1989年に三越伊勢丹ホールディングスの完全子会社として設立し、翌年に日本1号店を新宿にオープン。2013年には全館をリモデルし、ハイストリートカジュアルブランドの展開を拡充してきた。しかし近年は売上高が減少し、回復の見込みが立たないことから閉店に至った。
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19日から行っている閉店セールでは、在庫処分のためセール価格のアイテムをさらに40〜50%引きで販売。メンズはラグジュアリーブランドのアイテムを販売する5階やスーツなどフォーマルアイテムを展開する6階が盛況し、ウィメンズは1階入り口付近のバッグ売り場や国内外のデザイナーズブランドを取り扱う2階が特に賑わいをみせた。都内在住の40代女性は「若い頃からお世話になっていた思い出深い店なので、閉店はとても寂しい。今日はバウムウンドヘルガーテン(BAUM UND PFERDGARTEN)のワンピースを購入した。今後は六本木の店舗にお世話になると思う」とコメント。なお、今後首都圏では銀座、六本木、元町の店舗での購入を促しており、公式オンラインストア内の商品も拡充していく予定だという。
バーニーズ ニューヨーク新宿店 営業最終日の様子
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