Image by: FASHIONSNAP/インターブランド
インターブランドジャパンが、日本発のブランドを対象としたブランド価値ランキング「Best Japan Brands 2021」を発表した。1位は13年連続でトヨタ、2位がホンダだったが、コロナ禍を経て全100ブランド中47ブランドの価値が下がり、ランキング開始以来初めて全ての自動車ブランドがマイナス成長となった。アパレル企業では6位のユニクロがトップだったほか、78位のワークマンの成長率が最も高い前年比57%増で、ランキング史上歴代2位の成長率だった。
昨年7位だったユニクロはランクを1つ上げており、コロナ禍でエアリズムマスクを生産したほか、不要になった服を回収し新たな価値を与えるプロジェクト「リユニクロ(RE.UNIQLO)」を開始するなど独自のブランド体験を創出したことがブランド価値向上に寄与。ワークマンはアウトドアやアスレジャーを楽しむ人にまでターゲットを拡大したことで、作業着ブランドを脱却し独自のポジションの確立に成功した。
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69位のニトリは、前年比39%増とワークマンに続く高い成長率となった。顧客のニーズに合った商品をスピーディーに開発しており、低価格でありながら機能性とデザイン性を兼ね備えた商品が好調だった。化粧品・トイレタリー関連ブランドでは昨年最も成長率が高かった19位の資生堂が前年比5%減、48位のコーセーが同18%減のマイナス成長で、17位の花王が同12%増。97位のファンケルは初のランクインとなった。
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