アダストリアは、西武ライオンズとパートナーシップを締結したことを発表した。球場で働く一部スタッフのユニフォームのリニューアルや、2021年3月に新設されるアメリカン・エキスプレス プレミアムTM ラウンジのスタッフユニフォームをプロデュースする。
今回のパートナーシップの締結は、アダストリアが西武ライオンズが掲げる「チームとスタッフが一体となり野球エンターテインメントを通じてファンと共に熱狂を共創し、新たな感動の創造に挑戦する」という事業ビジョンに共感したことと、西武ライオンズがアダストリアの強みである自社生産機能を生かした「ものづくり」を評価したことから実現した。
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リニューアルする球場スタッフのユニフォームは、アダストリアの中でも男女問わず幅広いユーザーに絶大な支持を受けるブランド「グローバルワーク(GLOBAL WORK)」がデザインと製作を担当。「グローバルワーク」は「Fashion+Function=Feeling」というコンセプトのもと服作りをしており、ファッション性と機能性を五感で楽しめる商品を提供するという独自の価値観を表している。今回のプロジェクトでは、この価値観に沿った方針でユニフォームデザイン企画を進めた。企画が始まる前に現場スタッフの方々が日ごろ困っていることや要望をリサーチし、現場の声を企画に落とし込むことからスタート。メットライフドームは自然豊かな環境を生かした半屋外の球場なため、撥水性のある素材や、夏場でも快適に過ごせるように吸湿速乾機能がある素材を採用。飲食を伴うエリアスタッフのシャツは、洗濯で汚れが落ちやすい加工を素材に施した。エントランスエリア付近で勤務するスタッフのユニフォームは、来客者を最初におもてなしすることを考慮し、統一感と清潔感を意識。襟のカラーラインを担当エリアごとに変えている。今回、改修・新設されたこども広場のユニフォームには袖にロゴのワッペンをあしらい、何回もの着用にも耐えられるようにあえてプリントではなく刺繍で施している。清掃・サービススタッフ用ユニフォームは、作業量が多い業務なため動きやすく、汚れが目立ちにくいデザインにした。アメリカン・エキスプレス プレミアム™ シートS,Aの専属スタッフ用のユニフォームは、アウターの背面に大胆に施されたギャザーがポイント。高級感を感じさせるデザインと、動きやすさを考慮したディテールを組み合わせた。アメリカン・エキスプレス プレミアム™ ラウンジ用のユニフォームは、他エリアと同様に統一感や清潔感を意識しながら、華やかさも感じられるように明るい色のコーディネートにした。レストランスタッフ用のユニフォームには、ブラックを基調にゴールドの刺繍をあしらいフォーマル感を強めた。身だしなみをより整えるために、これまで男女共通のデザインだったものを、男性用と女性用に分けている。
また、職種の特性に合わせ使い勝手を考慮したバッグなどの小物も開発。「グローバルワーク」だからこそできる、付加価値のあるデザインになっている。さらに、西武ライオンズの伝統の中に新しい視点を加えるため、企画チームにグローバルワークの若手デザイナーを起用。ライオンズらしさをしっかり残しながら、ファッション性や機能性など新しい要素を盛り込んだユニフォームに仕上げた。
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