10. New Balance コラボスニーカー
ADVERTISING
F:最後は「ニューバランス(New Balance)」のスニーカーです。
庵原:ニューバランスは、大好きです。で、色々履いた結果、レギュラー品も好きですけど被らないならコラボモデルだなと思って。この「コム デ ギャルソン・ジュンヤ ワタナベ マン(COMME des GARÇONS JUNYA WATANABE MAN)」と「オーラリー」をよく履いてます。
F:意外なコラボのセレクトですね。
庵原:ブランドとして選ぶというよりもルックスで選んでますね。色も好きですし、これなんかはソールがヴィブラムですしちゃんと機能性も高めてて良いなぁって。正直、ギャルソンの服とかは持ってないですがスニーカー見て良いなって思いました。
F:ニューバランスでいうと1000番台が好きなんですか?
庵原:1000番台は厚みを感じる安定感が好みですね。夏とかだと1000以下のやつは軽くて薄いので、そっちもアリですけど。個人的には、スモールNっていうんですかね?ロゴが小さい方が好きですね。
F:リモートになって家にランニングマシンを導入したとのことですが、ランニングの時は?
庵原:ランニングの時とかはナイキにしてますね。なんてことないやつなんですが、違うのも履いて色々試しています。
F:ウェアもナイキですか?
庵原:いや、基本トランクスですね。パンツ一丁ですね。
F:パンツ一丁?パンツにスニーカー履いて走ってるんですか?
庵原:そうですね(笑)。ミニマルを追求したら、それが一番ラクだってことに気づいたんです。家の中だし気にしなくてもいいかぁって(笑)。
今年を振り返って
庵原:もう本当にリモート、コロナの影響を受けたなと思いました。アウトドアとインドアに投資する感じでしたね、今年は。今までこんなもんでいいかって適当に買っていたものを見返す機会でもありました。
F:買ったものからアウトドア感は見えてくるのですが、家の中も充実しましたか?
庵原:そうですね。家の中も家自体も充実した気がします。社員から引っ越しの相談を受けた時は「家賃比率高めた方がいいよ」ってアドバイスしてるんです。これまでオフィスにずっといたけど、今後も在宅の比率はある程度高まるだろうから。だから家のQOL(クオリティオブライフ)を上げる投資っていうのは、投資対効果が高いよって言ってます。
F:アウトドア、インドアが両極だとしたらオフィスはその中間って感じですね。
庵原:そうですね。僕らのようなベンチャーは、オフィスにいる時間が長いのであまり家のことまでは手が回らない感じだったんです。今年は、オフィスにいる時間が減って家の中を見渡して「コレってこっちのほうがいいんじゃないか」とか再考させられました。社長って仕事に関係することだけに投資しがちじゃないですか?なので、オフィスから離れる時間が増えた分、軽視していたモノやコトへの解像度とバリュエーションが上がったって感じですね。それを通してエクスペリエンスのクオリティが上がったというか。
F:オフィスはもう不要ですか?
庵原:オフィスは必要ですね。ここもこの前、契約更新しました。やっぱりちゃんとオフィスを構えていないと信頼関係が構築できないと思うんですよ。すでに内外に人間関係を構築できている人はリモートワークが上手くいくんですが、新しく入社してきた人とかはそれがゼロなのでリモートで超苦労するんです。なのでいつでも集まって膝を突き合わせられる場所として必要だなって思います。
F:今日はオフィスが静かですが、今後もリモートは継続ですか?
庵原:しばらくは続きますね。フルで出社というのはまだ想像できないです。そのため、マネジメントの形も変わって行くと思います。これまではオフィスで働いている人達がいて、それを見てなんとなく「動いているな」ってフィーリングで確認していたけどリモートではそれがないですよね。見える成果や結果で判断していくという評価プロセスに変わっていくと思うので、個々人の素質や自律心などがかなり大切になるのかもしれません。ただそんな変化が起きる時だからこそ、新しい価値が生まれるチャンスなのかもしれないな、とも感じてます。
■2020年ベストバイ記事一覧
・川谷絵音が今年買って良かったモノ
・NANZUKAオーナー南塚真史が今年買って良かったモノ
・繊研新聞 小笠原拓郎が今年買って良かったモノ
■買ったモノ連載ページ
ADVERTISING
PAST ARTICLES
【買ったモノ】の過去記事
RELATED ARTICLE
関連記事
READ ALSO
あわせて読みたい
RANKING TOP 10
アクセスランキング
イケアが四国エリアに初出店 香川県にポップアップストアをオープン