9. ニコラ・タイソン ドローイング
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F:ニコラ・タイソンさんのドローイングはどこで購入されたんですか?
南塚:ニューヨークのギャラリーで、知り合いを通じて4点購入しました。ロックダウンが終わってギャラリーが再開したタイミングでしたね。昔からニコラの作品が好きなんです。
F:どんなところに惹かれていますか?
南塚:線の美しさですね。鉛筆1本でこれだけ表情が変わるんですよ。ドローイングはペインティングよりもアーティストのピュアなセンスが見えるので個人的にとても好きで、いろんなアーティストの作品を持っています。ニコラは特にピュアな部分が際立っているように感じます。ドローイングのアーティストとしては世界一と言っても過言ではないかと。
F:モチーフは動物でしょうか。
南塚:人間を含む生き物を描いているんだと思いますよ。ニコラは人間も動物も同じ立場にいるというニュートラルな視点を持っているような気がします。4枚とも表情が異なるのに全部ニコラの作品と感じられるというのもアートの奥深さですよね。
F:同じ白黒の線画でも、漫☆画太郎先生とは雰囲気が180度異なります。
南塚:でも通ずる部分はあると思うんですよ。漫☆画太郎先生の大胆で勢いのある絵と、ニコラの静かに繊細に描き上げた絵は対極ですが、手と紙だけで描いたというプリミティブな部分に惹かれます。
F:こちらのお値段は?
南塚:1点あたり2500ドルとかですね。
F:コロナが落ち着いて日本で展覧会が開かれる機会があるといいですね。
南塚:来年2月に京都で開催されるアートフェアにニコラが所属するギャラリーと合同で出展するので、もしかしたらニコラの作品が見られるかもしれません。
F:それは楽しみです。
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