7. RAF SIMONS "YOUTH REANIMATOR" Tシャツ
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F:続いては「ラフ・シモンズ(RAF SIMONS)」のTシャツです。
大平:ラフを着こなしている女性が永遠の憧れなんです。ラフ・シモンズは毎年何かしらコレクションを買うようにしていて、2020年春夏は何を買おう?というところから、汎用性があってたくさん着られそうなこのTシャツを選びました。
F:"YOUTH REANIMATOR"というワードがプリントされていて、ラフっぽさを感じるデザインですね。
大平:2020年春夏は、「STONED AMERICA」というプリントを多用していたりと、アメリカへの批判を感じさせるシーズンでしたね。なるべくたくさん着たいので、ラフではTシャツを買う事が多いかもしれません。このTシャツは、「マリーン・セル(MARINE SERRE)」の半月柄のインナーを合わせて着ることが多いです。
F:2021年春夏で「ラフ・シモンズ」からウィメンズラインがデビューしましたね。
大平:めちゃくちゃ楽しみです! 馴染みの服屋さんに買い付けたアイテムを見せてもらって、グリーンのピタッとしたトップスと、ピンクのシルク調のロングスカートは買うって既に決めています(笑)。
F:ラフのどんなところが好きなんでしょうか?
大平:「ジル サンダー(JIL SANDER)」「ディオール(DIOR)」「カルバン・クライン(CALVIN KLEIN)」と色々なブランドを渡り歩いていますが、それぞれのブランドが持つ歴史を再解釈したり、オマージュする力があって、さらにそこに時代性と、自分の好きなものなどパーソナルな要素をミックスして新しいストーリーを紡ぐことが本当に上手だと思うんです。次は何を仕掛けてくるんだろう、何をどう解釈するんだろう、とかラフ好きの友人とあれこれ考察したりするのも楽しくて。ビジネスとクリエイションのバランスがとにかくクリエイションに偏っていて、だから(一つのメゾンで長く)続かないのかな?と思いつつも、そのアンバランスな感じが尊いというか、ピュアな魅力だなと尊敬しています。

F: デザイナーに対して、"推し"に向けるような情熱を感じます(笑)。
大平:そう。推しなんですよ(笑)。ラフもですし、山縣さんも、チョポヴァも推し。新しい創造や挑戦をしている人に対して、「何か買わねば、そして広めなければ」みたいな使命感を勝手に持っています。
F:ちなみにラフに会ったことは?
大平:2014年にラフが「ディオール」のショーを両国国技館で開催した時に仕事で行くチャンスがあり、アフターパーティーで話しかけたことがあります。パリで買ったラフ・シモンズのグラフィカルな服を着て行ったんですが、「着てるねえ、メンズじゃん!」みたいな感じで反応してくれて。デザイナーって雲の上の存在ですけど、そうやって彼らが作った服を買って着ることでコミュニケーションが取れたり、繋がれる部分があると思うんです。逆に言えば、そこでしか繋がれないとも言えるかもしれませんが。
F:ラフはもちろんですが、デザイナーという仕事への尊敬や情熱を感じます。
大平:私は上昇志向が強い方で、昨日よりも今日の方が楽しいし、美しいし、かっこよくありたい、という気持ちがあって。自分一人だと昨日と同じになっちゃったりするんですけど、新しいアイデアや楽しさが詰まった服がその可能性を拡げてきてくれたんです。最近は、アイドルをロールモデルにしたり、思想面で影響を受けたり吸収する若者が増えていると思いますが、私にとってはそれがデザイナー。思想やムードを感じさせつつ、それを身に着けられる服という形で提供してくれるじゃないですか。デザイナーに対しては、創造し続けることに対して尊敬の気持ちが強いし、それを自分の中に取り込んで、昨日よりも良い自分に更新していきたいんですよね。
F:今年はラフの「プラダ」デビューがあり、シグネチャーブランドではウィメンズラインのデビューもあり、ファンにはトピックスが盛りだくさんな一年でしたね。
大平:プラダのショーは、モデルも全員新人でフレッシュさがあって素敵でしたよね。コレクションを見た後、美容院でランウェイを歩いていたショートヘアのモデルの写真を見せて「コレにしてください!」ってお願いしました(笑)。ラフの理想の女性像に近づきたいですし。
F:「プラダ」は三角ロゴのピアスだったり、ジュエリーも印象的でした。
大平:ただ、やっぱり小物ではなく服が買いたくて。靴やバッグを発表していたとしても、コレクションはまず服からデザインし始めていると思うんですよ。その服の要素をアクセサリーや小物に落とし込んでいるとは思うんですけど。デザイナーの熱はやっぱり服にあると思っているので、靴やバッグ、アクセサリーには基本的に興味がなく、服ばかり買ってきたんですよね。
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