カシオ計算機公式サイトより
カシオ計算機が12月23日の今日開催の取締役会で、早期希望退職優遇制度を実施することを決議した。早期希望退職者の募集期間は2021年1月18日から2月1日まで。退職日は5月20日を予定している。
同社では現在、新型コロナウイルスなどの影響で急激に変化する流通およびライフスタイルに適合した事業の進化や、新規事業創出による今後の持続的成長のために「事業・仕事・働き方」の変革に取り組んでいる。今回の早期希望退職優遇制度は、人材パフォーマンス最大化施策の一環として実施を決めたという。なお、カシオ計算機では昨年2月にも早期退職者を募集しており、156人が応募していた。
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今回対象となるのは営業部門またはスタッフ部門に在籍する勤続年数10年以上の社員で、45歳以上の一般社員および50歳以上の管理職社員。募集人数は定めず、通常の退職金に特別退職金を加算して支給するほか、希望者には再就職支援を行う。
同制度実施に伴い発生する特別退職金などの費用に関しては、2021年3月期決算において特別損失として計上する予定だという。
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