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繊研plusナノ・ユニバースは、インナーベストに布製ヒーター「ホットピア」を使ったアウターコレクションを発売する。スマートフォンのアプリを通じて4段階で温度調節でき、マイナス20℃までの外気温に対応できるという。
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環境に配慮したレーベル「ミーニングフル・コンティニュイティ」の企画。ホットピアは、空調・住設事業の三機コンシス(東京)が11年に開発し、信州大学繊維学部との共同研究で改良を続けているハイテク素材。同社の特許技術で銀の繊維がニット状に構成され、柔らかな触感の生地は伸縮性に優れて通気性も高い。「均熱性が高いため低温やけどする恐れもなく、面全体の温度が上昇するため体感温度はかなり暖かい」という。42℃から60℃まで発熱する。厚みのある名刺大の専用バッテリー付き。
ショートモッズコート(税込み4万6200円)と、ロングマウンテンパーカ、シングルトレンチコート(各4万9500円)の3型で、ネイビーや黒など3色。インナーベストは取り外せるため、他のアウターの下にも着用可能。
遠赤外線の放出で血行改善や免疫力アップ、新陳代謝が期待でき、銀繊維から発生する銀イオンは650種類のウイルスの発生を抑制もするという。
ナノ・ユニバースでは「既に採用されているワーキングウェアの応用だが、それをファッションに取り組むのが付加価値だし、我々がやる意味」と話している。
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